サンドボックス環境

Automation 360 クラウドのサンドボックス環境では、本番環境の Bot をテストして、それらの Bot が本番環境でシームレスに動作することを確認できます。今後の Automation 360 リリースの新機能を計画およびテストするために、サンドボックス環境をご使用ください。

サンドボックス環境は、他の Automation 360 クラウド インスタンスと同じですが、Automation Anywhere クラウドが更新される 3 週間以上前に、予定されている新しいリリースの更新が含まれた状態になります。
注: サンドボックス環境は、本番環境として使用しないでください。

IQ Bot はサンドボックス環境に含まれていません。

次の画像は、新しいビルドが本番環境にプッシュされる前に、サンドボックス環境でテストされる様子を示しています。


サンドボックス環境

メリット

この環境は、Automation 360 クラウドのお客様に次のメリットをもたらします。
  • 新しい機能をテストし、現在の Bot で必要になる可能性のある変更を特定する。
  • 今後の機能と機能拡張をプレビューする。
  • 環境の今後の更新に向けて、変更をより適切に計画および管理する。

サンドボックス環境は、Automation 360 クラウドおよびクラウド対応の導入でのみ使用できます。この環境は、お客様またはサードパーティ ベンダーによってホストされているデータ センターの Control Room ではサポートされていません。この環境には、Automation 360Discovery BotDocument AutomationAutomation Co-Pilot、および Bot Insight の今後の更新が含まれます。

前提条件

  • サンドボックス環境を使用するには、有効な Automation 360 クラウド ライセンスが必要です。
  • 注文可能なサンドボックス SKU を購入する必要があります。

    詳細については、カスタマー サクセス マネージャー (CSM) またはパートナー イネーブルメント マネージャー (PEM) にお問い合わせください。

環境の設定

この環境の使用を開始する前に、次のタスクを実行してください。

  1. 既存の Automation 360 インスタンスから一部のライセンスの割り当てを解除し、そのライセンスをサンドボックス環境に割り当てます。
  2. Bot エージェントをサンドボックス環境に切り替えます
  3. 環境内で、必要なユーザー、ロール、およびその他の Automation 360 クラウド エンティティを作成します。
  4. 既存の Automation 360 クラウドから Bot をエクスポートします
  5. Bot ライフサイクル管理を使用して、エクスポートされた Bot をサンドボックス環境にインポートします