タスク Bot ロジック間でのセッションの共有
- 最終更新日2020/11/03
タスク Bot ロジック間でのセッションの共有
端末エミュレーター パッケージ の [共有されたセッション] オプションを使用して、同時に発生している タスク Bot ロジックとの間でアプリケーションの正確な状態を受け渡しします。
共有セッションを使用すると、同じアプリケーションへの接続など、同時に実行される タスク Bot 間で アクション を再利用できます。
共有セッションを使用するには、[共有セッション] オプションで接続されている タスク Bot ロジックの階層を作成します。これにより、巨大な タスク Bot ロジックから、接続および切断のためのコマンドの繰り返しを削減できます。
手順
- 端末エミュレーター 上のアプリケーションに接続する TE_Share_Main などの親 Bot を作成します。
-
TE_Share_Main の [セッション変数を設定] アクション を使用して、ターミナル エミュレータのセッション タイプの
$te_session$
などの変数に現在のセッションを割り当てます。 - [テキストを取得] および [フィールドを設定] といった任意の アクション を実行するために、TE_BMIS などの子 Bot を作成します。
- TE_Share_Main に タスクを実行 アクション を追加し、TE_BMIS を呼び出します。
-
TE_Share_Main から TE_BMIS にセッション変数を渡すには、[セッション変数の設定] で入力値として
$te_session$
を選択します。 -
TE_BMIS で、[共有されたセッション] タブを使用し、セッション変数として
$te_session$
を挿入して、データを取得するかタスクを実行します。 - メイン タスクで、アクション を追加してアプリケーションから切断します。