TaskBot ロジック間でセッションを共有
Terminal Emulator package の [共有セッション] オプションを使用すると、同時に発生している TaskBot ロジックとの間でアプリケーションの正確な状態を受け渡しできます。
共有セッションによって、同じアプリケーションへの接続など、同時に実行される TaskBots 間の actions を再利用できます。
共有セッションを使用するには、[共有セッション] オプションで接続されている TaskBot ロジックの階層を作成します。その結果、巨大な TaskBot ロジックから、接続と切断のコマンドの繰り返しを削減できます。
手順
- Terminal Emulator 上のアプリケーションに接続する TE_Share_Main などの親 bot を作成します。
-
TE_Share_Main の [セッション変数を設定] actionを使用して、ターミナル エミュレーターのセッション タイプの
$te_session$
などの変数に現在のセッションを割り当てます。 - [テキストを取得] や [フィールドを設定] といった任意の actions を実行するために、[TE_BMIS] などの子 Bot を作成します。
- TE_Share_Main に Run Task action を追加し、[TE_BMIS] を呼び出します。
-
[TE_Share_Main] から [TE_BMIS] にセッション変数を渡すには、[セッション変数を設定] の入力値として
[$te_session$]
を選択します。 -
[TE_BMIS] で [共有セッション] タブを使用し、セッション変数として
[$te_session$]
を挿入し、データを取得するかタスクを実行します。 - メイン タスクで、アプリケーションから切断する action を追加します。