Kibana ダッシュボードとともに Process Discovery を使用する
- 最終更新日2023/11/10
Kibana ダッシュボードとともに Process Discovery を使用する
プレマイニングの判断時に Process Discovery Kibana ダッシュボード (Elastic) を使用すると、Kibana の直感的かつカスタマイズ可能な可視化により、プロセス データを把握できるようになります。Kibana で、Process Discovery テナントのデータを分析することができます。
Kibana ダッシュボードとともに Process Discovery を使用して、プロセス データをチャート、ゲージ、マップ、グラフなどの形式で分析、マネージ、および可視化できます。このダッシュボードは、プロセス データを分析し、Process Discovery で追跡する関連プロセスを特定するのに役立ちます。その後、調査結果に基づいてマイニング実行を定義できます。
このダッシュボードは、データに関するインサイトを発見し、ダッシュボード上でデータを可視化し、調査結果を共有してオートメーション意思決定に影響を与える管理者、データ アナリスト、およびビジネス ユーザーが使用できます。データは、テキスト、数値データ、時系列データ、地理空間データ、ログ、指標、セキュリティ イベントのいずれであってもかまいません。パターンと関係を明らかにし、結果を可視化できます。
Process Discovery Kibana ダッシュボードでは、すべての Process Discovery テナントに対して 3 つのダッシュボード (アクティビティ、イベント、ユーザー) が提供されます。これらにより、Process Discovery プラットフォームへのマイニングにおいては、データを渡す前にプロセスマイニングを定義できます。データはテナントと Kibana ダッシュボード間で同期されます。次のビデオで、Elastic を使用したマイニング実行とプロセスに関するインサイトを得てください。
説明 | |
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1 | [イベント カウント] ウィジェットは、オブザーバーが収集したイベントの総数を示します。 |
2 | [ユーザー カウント] ウィジェットは、ユーザーの数を示します。 |
3 | [マシン カウント] ウィジェットは、オブザーバーが使用したマシンの総数を示します。 |
4 | [アプリケーション別イベント] 円グラフでは、オブザーバーがアクセスしたアプリケーションの分布が示され、BillrMD など、最もよく使用されたアプリケーションが明らかになります。 |
5 | [ユーザー別アプリケーション内訳] 棒グラフでは、各ユーザーがアクセスしたアプリケーションが表示され、すべてのオブザーバーの間で一般的に使用されているアプリケーションを特定できます。 |
6 | [ユーザー別イベント数] は、各ユーザー アカウントによってキャプチャされたイベント数を示します。 |
7 | [スクリーン署名] の表では、最も一般的なスクリーン署名を示します。 |
8 | [コントロール タイプ] には、オブザーバーが実行しているインタラクションの割合がタイプごとに表示されます。円グラフから、オブザーバーの時間の 23.34% がテーブルでの作業に費やされ、19.02% がボタンのクリックに費やされていることがわかります。 |
9 | [フィールド値] の表には、オブザーバーによって実行されたインタラクションの割合がフィールド値ごとに表示されます。この表から、オブザーバーが最も多くの時間を費やしているのが、特定のテーブルでの作業、料金の追加、保存ボタンのクリックであることがわかります。 |
10 | [スクリーン署名ヒート マップ] を使用すると、最も一般的なスクリーン署名を特定できます。このグラフからは、2433_Charge_ChargePosting_Posting がすべてのオブザーバー/ユーザーに共通するスクリーン署名であることがわかります。 |
Kibana は Process Discovery でのマイニング実行の作成に向けてデータを用意できる強力なツールと言えます。Kibana でデータをクリーンアップ、分析、可視化することで、企業ではプロセスマイニングの精度や効率を向上させることができます。