[実行] アクション の使用

[実行] アクション を使用して、Enterprise 11 Control RoomAutomation 360 から Enterprise 11 Bot を実行します。

前提条件

Enterprise 11 Bot の実行に使用する Enterprise 11 のユーザー資格情報に、次の情報が含まれていることを確認します。

  • Enterprise 11 Bot を実行する Enterprise 11 Bot Runner デバイスへのアクセス権
  • [マイ Bot を実行] および [スケジュール設定済み Bot を表示] 権限
[A2019 へコールバック ステータスを送信] オプションを使用するには、以下の項目を確認してください。
  • Automation 360 Bot を実行する Automation 360 Bot Runner デバイスの IP アドレスが静的 IP アドレスであること
  • IP アドレスが、Enterprise 11 Control Room のコールバック URL で利用可能であること

    Bot のデプロイのコールバック URL

手順

  1. [アクション] パレットの [V11 Task Bot] ノードから [実行] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
  2. Bot を実行する Enterprise 11 Control Room の URL を入力します。
  3. [資格情報] タブをクリックして、Credential Vault の値および [変数] を使って資格情報変数を使用します。
    または、[安全でない文字列] タブをクリックして、指定した Control Room にログインするための [ユーザー名] と [パスワード] として使用する値を手動で指定します。
  4. [タスクの相対パス] フィールドで、実行する Bot の場所を指定します。
  5. オプション: [Bot Runner デバイス名] フィールドで、Bot を実行するデバイスを指定します。
    複数のデバイスをセミコロンで区切って指定できます。指定したデバイスの名前が、Enterprise 11 Control Room の [マイ デバイス] ページの名前と同じであることを確認します。

    フィールドに値を入力しない場合、システムは接続されているすべてのデバイス (手順 3 でユーザーが指定したデバイス) で Bot を実行します。

  6. [Control Room で Bot Runner セッションを実行] チェックボックスをオンにして、リモート デスクトップ プロセスを使用して Bot をデプロイします。
  7. Bot で次のアクションを実行する前に、システムがタスクを完了するまで待機する場合は、[タスクが完了するのを待つ] チェックボックスをオンにします。
    1. Bot がタイムアウトになるまでシステムを待機させる期間を、[合計待機時間] フィールドに指定します。
    2. Bot を実行する Control Room のバージョンを選択します。
    • 11.3.2 以降 (11.3.3.x リリースを含む)。

      [詳細設定] をクリックして、ポーリング属性を展開して更新します。

      フィールド 説明
      ステータスのポーリングを開始するまでの待機時間 Bot がデバイスにデプロイされた後、ステータスのポーリングを開始するまでシステムが待機する期間 (秒数)。
      開始されていない実行のポーリング間隔 実行するように設定したが、まだ実行を開始していない Enterprise 11 Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
      保留中の実行のポーリング間隔 実行するように設定され、実行が保留中になっている Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
      一時停止中の実行のポーリング間隔 実行が開始され、一時停止になっている Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
      進行中の実行のポーリング間隔 実行が開始され、現在進行中の Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
      不明な実行のポーリング間隔 実行が開始され、現在のステータスが不明な Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
    • 11.3.4 以降:
      • [A2019 へコールバック ステータスを送信] オプションを選択して、コールバック ステータスを Automation 360 に送信するのに使用する TCP ポートの範囲を指定します。
        フィールド 説明
        利用可能な TCP ポート (開始) コールバック ステータスを送信するのに使用する TCP ポートの範囲の開始値。
        利用可能な TCP ポート (終了) コールバック ステータスを送信するのに使用する TCP ポートの範囲の終了値。
        注: Automation 360 Bot Runner の IP アドレスは、指定した TCP ポートの範囲にある Enterprise 11 Control Room からアクセス可能である必要があります。
      • [11.x Control Room からのポーリング ステータス] オプションを選択します。[詳細設定] をクリックして、Enterprise 11 Control Room からのポーリング ステータスを更新します。

        フィールド 説明
        ステータスのポーリングを開始するまでの待機時間 Bot がデバイスにデプロイされた後、ステータスのポーリングを開始するまでシステムが待機する期間 (秒数)。
        開始されていない実行のポーリング間隔 実行するように設定したが、まだ実行を開始していない Enterprise 11 Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
        保留中の実行のポーリング間隔 実行するように設定され、実行が保留中になっている Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
        一時停止中の実行のポーリング間隔 実行が開始され、一時停止になっている Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
        進行中の実行のポーリング間隔 実行が開始され、現在進行中の Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
        不明な実行のポーリング間隔 実行が開始され、現在のステータスが不明な Bot のステータスをシステムがポーリングする時間間隔。
  8. Bot の入力パラメーターを渡すために使用するディクショナリ変数を、[入力パラメーター] リストから選択します。
    Bot に渡す入力変数は、対応する値とともにディクショナリ変数のキーとして格納されます。
  9. 出力を格納するために使用するディクショナリ変数を、[出力の代入先] リストから選択します。
    ディクショナリ変数は、Enterprise 11 Bot の出力パラメーターをキーとして格納します。
    さらに、次のキーがデフォルトでディクショナリ変数に追加されます。
    キー
    COMMAND Enterprise 11 Bot によって最後に実行されたコマンドの名前。
    STATUS Enterprise 11 Bot の実行のステータス。
    START_TIME Enterprise 11 Bot の実行が開始された時刻。
    END_TIME Enterprise 11 Bot の実行が終了した時刻。
    AUTOMATION_NAME オートメーションの名前。
  10. [保存] をクリックします。