Bot の移行の [レガシー Bot の移行] アクション

[レガシー Bot の移行] アクションは、Enterprise 11Enterprise 10 Bot ファイルを Automation 360 形式に移行することができます。

設定

IE EOL の Automation 360 v.24R2 リリース以降では、[Bot の移行] アクションの名前は [レガシー Bot の移行] に変更されました

この アクション は、指定した Bot のみを移行し、その依存関係は移行しません。依存関係とは、Bot および Bot を正常に実行するために必要なその他のファイルです。依存関係にある Bot を個々に移行し、それ以外のファイルを Control Room に手動でアップロードする必要があります。

[Bot の移行] パッケージ を使用して移行されたすべての Bot は、Automation 360Bots フォルダーに保存されます。[Bot の移行] パッケージ を使用して親 Bot とその子 Bot を個別に移行する場合、Enterprise 11 または Enterprise 10 と同じフォルダー構造を作成し、親 Bot を正常に実行するために必要な依存関係にある Bot をこれらのフォルダーに移動する必要があります。
  • [Control Room ファイル]、[デスクトップ ファイル]、または [変数] タブを使用して、移行する Bot の場所を指定します。
  • [出力フォルダー パス] フィールドで、Bot の移行向けに作成されたログ ファイルの保存場所を指定します。
    注: 指定した場所がデバイスに存在することを確認します。

    移行処理中に失敗した場合は、Bot がアップロードされません。Bot ファイルの移行中にシステムでエラーが発生した場合は、トラブルシューティングに役立つ情報を提供する XML レポートが同じ場所に作成されます。

  • 既存の Bot ファイルを上書きするには、[ファイルを上書き (存在する場合)] チェックボックスをオンにします。
  • Bot の移行をタイムアウトする値を 3 ~ 90 分の範囲で設定します (デフォルト値は 90 分)。

    設定時間内に特定の Bot の移行が完了しない場合、その Bot は、失敗の理由を示すタイムアウト メッセージを表示し、移行処理は次の Bot に進みます。

  • Internet Explorer を使用してビルドされた Enterprise 10 および Enterprise 11 Bot を移行する場合は、[Internet Explorer でビルドされた Bot を Internet Explorer モードで Edge に変換する] オプションを選択し、Microsoft Edge の IE モードに変換してください。