単一ノード デプロイからマルチノード デプロイへの変換

設定ファイルを編集し、単一ノード設定のリポジトリ内のデータを復元することで、単一ノード デプロイをマルチノード デプロイに変換することができます。

前提条件

単一ノード デプロイは、いくつかのインフラ、ローカル マシン、プライベート データ センター、クラウド プロバイダーのうちの 1 つで実行することができます。

AWS またはその他のサポートされている環境で実行されている単一ノード デプロイをマルチノード デプロイに変換するには、次の手順を実行します。

手順

  1. タスク マネージャーで、すべての Automation Anywhere サービスを停止します。
  2. Control Room インスタンスを停止します。
  3. Control Room インスタンスを使用して Amazon マシン イメージ (AMI) インスタンスを作成します。

    AWS で AMI を作成する方法については、「Create an AMI from an Amazon EC2 Instance」を参照してください。

  4. 前の手順で作成した AMI を使用して、新しいインスタンスを作成します。
  5. データベース サーバー、Ignite クラスター、Elasticsearch に関連する設定ファイルを編集し、標準インストールの設定ディレクトリにクラスターを形成します。
    ファイルは C:\Program Files\Automation Anywhere\Enterprise\config にあります
    1. データベース サーバーの URL を編集して、boot.db.properties 内の目的のデータベース サーバーを指すようにします。
      元のサーバーがすでに非ローカル ホストのアドレスを参照している場合は、URL を変更しないでください。
    2. cluster.properties ファイルで次のプロパティを編集します。
      ignite.discovery.static.ips=<existing list of ips>, <current server ip> に新しいサーバー IP をリストに追加します
    3. elasticsearch.yaml ファイルで次のプロパティを編集します。
      • node.name: "<local-ip>" に現在のサーバー アドレスを追加します
      • network.host: "local-ip" に現在のサーバー アドレスを追加します
      • 既存の値をそのままにして、discovery.zen.ping.unicast.hosts: ["ip1","<local-ip>"] に現在のサーバーの IP を追加します
      • cluster.initial_master_nodes: ["<master-ip>"] に既存の値をそのまま残します
  6. 選択した Control Room スナップショットと同じタイミングのスナップショットから、リポジトリを復元してそれぞれのパスにマウントします。
  7. 設定テーブルを更新して、ノード間で TCP の可視性を確保します。
  8. 複製されたノードのサービスを開始し、クラスタリングが確立するのを数分待ちます。
  9. Control Room にログインして、Bots が使用可能であり、リポジトリ構造に問題がないことを確認します。
  10. 標準インストールで Git の統合を確認します。
    インストールで外部 Git を設定している場合は、テスト チェックインを実行して有効性を確認し、監査ログを確認します。