Bot エディターの [詳細検索] オプション

Bot を編集または表示する場合、詳細検索機能を使用して、アクションの一致した行と、対応する詳細を見つけることができます。検索テキストが表示されたら、フィルタ条件の検索を選択して、検索結果を確認します。

[詳細検索] 機能を使用すると、Bot 全体のアクション詳細内でテキスト値や変数名を検索できます。Bot エディターの [詳細検索] には、次のいずれかの方法でアクセスできます。
  • 上部にある [アシスタント] アイコンをクリックします。
  • [この Bot 内の検索] > [詳細検索を開く] アイコンをクリックします。
  • ショートカットキー Ctrl + Shift + F を使用します。

[この Bot 内の検索] フィールドに検索語を入力してから [詳細検索を開く] アイコンをクリックすると、検索語が引き継がれ、[詳細検索] ページに表示されます。

[詳細検索] 機能は、次の 3 つのコンポーネントで構成されています。

検索

[詳細検索] のページでは、検索ボックスに検索テキストを入力することができます。テキスト値、変数名、あるいは複数一致を含む長いテキストの検索が可能です。

図 1. 検索
詳細検索機能

また、検索フィルタ条件を選択して、検索結果を確認することもできます。

注: [詳細検索] では大文字と小文字は区別されません。

検索フィルタ

フィルタで検索結果を絞り込み、検索テキストをすばやく探し出せます。フィルタには、次の検索条件があります。
  • キャンバス ([フロー] ビューと [リスト] ビュー): [フロー] ビューと [リスト] ビューで表示されるキャンバス内の任意のテキストを検索する場合。
  • テキスト値: アクションの詳細内の任意のテキスト値を検索する場合。
  • 変数名: アクションの詳細内の任意の変数名を検索する場合。

    検索条件に応じて、1 つまたはすべてのフィルタ チェックボックスをオンまたはオフにすることができます。

図 2. 検索フィルタ
詳細検索機能

アクション詳細から一致する項目をクリックした場合、たとえば、[結果] タブで 2 番目の検索結果「If| Line 6 | 2 matches」を選択すると、検索テキストがハイライトされたアクションの全行がキャンバスに表示され、選択されたアクションの詳細がプロパティ パネルに表示されます。検索したテキスト「botname」が、プロパティ パネルに表示されているため、if 条件に使用されていることがわかります。

結果

検索テキストを入力し、フィルタ条件を選択すると、[詳細検索] ページには、Bot の複数の行に渡って、アクション名に基づいた検索結果が表示されます。

[結果] ヘッダーには、一致するアクション名の総数、および Bot で選択されたアクションまたは行項目の数が表示されます。表示される各アクション名について、アクションを含むライン番号と、アクションの詳細内で見つかった合計一致件数が [アクションまたはトリガー| ライン番号 | 一致数] として表示されます。
注: [結果] ヘッダーに表示されるカウントは、一致する行項目 (またはアクション) 数のみを Bot 内に表示します。ただし、各行項目は複数回一致することがあり、重複分は一致した行項目の合計にはカウントされません。個々の行項目については、特定の行項目内で複数回一致した場合のカウントが、[結果] タブに表示されます。

アクション名に対して、特定の行項目を選択すると、そのアクション詳細ページが [結果] タブ内に開き、そのアクション内で一致するすべての結果のリストが表示されます。

検索結果が複数ある場合は [戻る] ボタンで前の行に移動し、[次へ] ボタンで次の項目に移動できます。[戻る] ボタンまたは [次へ] ボタンを選択すると、アクションはキャンバス内でハイライトされ、対応する項目の詳細がプロパティ パネルに表示されます。

次の例は、[詳細検索] がどのように動作するかを示しています。長いコード行で Bot を編集しているところです。ここで、「botname」というテキストを [アシスタント] ウィンドウで検索します。[結果] ヘッダーには、一致した総数 10 件のアクション名と、一致する行項目数を含むライン番号 (例: If| Line 6 | 2 matches) が表示されます。

図 3. 結果
詳細検索機能