MCP(Model Context Protocol)サーバーのユーザーおよびオートメーションアクセスを、Automation AnywhereControl Room で設定するために使用します。

重要: この機能は一般に提供されておらず、特定のお客様に限定されています。 詳細については、Automation Anywhere のアカウントチームにお問い合わせください。
  1. 新しいロール(役割)を作成し、権限、ユーザー、およびライセンスを設定します:
    1. Control Room から 管理 → ロール に移動します。
    2. ロールを作成をクリックし、名前を入力します(例えば、CustomerRole)。
    3. ロールにこれらの権限を付与してください。
      権限 設定
      AI
      • エージェント接続の表示 ユーザーはインバウンドおよびアウトバウンドのツールと接続を閲覧できます。
      • エージェント接続の管理: ユーザーがインバウンドおよびアウトバウンドのツールや接続を設定・管理できるようにします。
      Bot
      • マイBotを表示
      • マイ Bot を実行
      • 必要なフォルダーや Bot を選択して自動化を実行してください
      管理
      • 設定の表示
      • 設定を管理
      API API-キーを生成
      Automation Co-Pilot のセットアップ
      • MY チームを表示および管理
      • すべてのチームを表示およびマネージ
      • すべての Bot を表示および管理
    4. ロールを保存します。
    5. 管理 →ユーザー に移動し、新しいユーザーを作成します。
    6. 新しい役割 CustomerRole をユーザーに割り当て、これらの役割も追加してください:
      • AAE_Basic
      • AAE_Robotic Interface User
    7. 管理 →ライセンス に移動します。
      ライセンスの種類 アクセス可能な機能
      ベースライセンス
      • Automation Anywhereの Bot、プロセス、API タスクおよびAI エージェント(お客様のControl Roomで利用可能な場合)を、個別の MCP インバウンドツールとして呼び出す機能
      • MCP のインバウンド接続に RBA Cが利用可能です。
      • 自動化(Bot およびプロセス)の実行数に制限はありません。
      • API キーを使用したストリーミング HTTP がサポートされています。
      Enterprise ライセンス ベースライセンスで利用可能なものに加えて、以下のものがアクセス可能です:
      • PRE/オートメーションディスカバリーサービスが利用可能です

      アクセスしたい機能に応じて、プラットフォームおよびControl Roomデバイスにライセンスを割り当ててください。

    8. ユーザーを保存します。
  2. Automation Co-Pilot でチームおよび Bot のログインと設定を行ってください。
    1. 作成したユーザーで Automation Co-Pilot にログインしてください。
    2. 管理 → チーム に移動し、新しいチームを作成してください。
    3. MCP(Model Context Protocol)サーバーを通じて展開したいタスク Bot の自動化を追加してください。
    4. 各 Bot を、先ほど作成したチームにマッピングしてください。
  3. Control Room 設定で API タスクを構成する:
    1. Control Room のホームページに戻ります。
    2. 管理 → 設定 → クラウドデバイス管理 セクションに移動します。
    3. Forms の API タスク セクションの下に、MCP サーバー経由で展開する予定の API タスクを追加してください。
  4. Bot エージェント(BA)デバイスを接続し、API タスクランナーを構成してください。
    1. お使いのローカルマシンから、Bot エージェントデバイスに接続し、タスク Bot の自動化を展開してください。
    2. 有人 Bot ランナー ライセンスが割り当てられていることを確認してください(ステップ1で実施したとおりです)。
    3. API タスクランナーの設定が正しく、API タスクを実行できることを確認してください。

以下は、VS Code などの IDE 用のmcp.jsonのサンプル構成を提供します。

  "my-aa-mcp-server": {
            "url": "https://<your-control-room-url>/mcp",
            "headers": {
                "X-AUTH": "API_KEY=<api-key-for-user>;USER_NAME=<username>"
            }
        }
注: 現在、Control Room では MCP サーバーの構成は利用できません。 MCP クライアントでAutomation Anywhereの MCP サーバーエンドポイントおよびユーザー認証情報を設定すると、以下の MCP ツールを利用できます。
  • 自動化機能: この MCP ツールは、ユーザーの要件を分析し、Automation Anywhere パブリック(公開)リポジトリから最適な自動化を検索します。 ユーザーが使用を許可されている自動化のみを取得します。
  • オートメーション実行: この MCP ツールは、サードパーティのAI エージェントからAutomation AnywhereBotおよびAPI タスクを実行します。
  • オートメーションの結果を取得: この MCP ツールは、オートメーション実行ツールによって開始された自動化のステータスまたは結果を取得します。