リストの [項目の取得] アクション
- 最終更新日2024/06/28
リストの [項目の取得] アクション
[項目の取得] アクションを使用して、リスト内の指定した位置の値を取得し、その出力を変数に格納することができます。
設定
- 値を取得するリスト変数を [リスト変数] リストから選択します。
- 値を取得するリスト内の位置を [インデックス番号] フィールドで指定します。リスト インデックスは 0 から始まります。リスト内の最初の項目は位置「0」にあり、2 番目の項目は位置「1」にあります。
- 出力の格納に使用する変数を [出力を変数に代入] リストから選択します。
[項目の取得] アクションの使用例
たとえば、製品発売日の iPhone14 の販売データを確認するリストからデータを取得する Bot を作成するには、次の手順を実行します。
- Bot を作成します。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
使用可能な Bot とフォームのリストが表示されます。
- [Bot を作成] をクリックします。
- Bot の名前として次を入力します。List_Get_item。
- [作成と編集] をクリックします。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
- [変数] メニュー上部の [変数を作成] (+) アイコンを使用して、ユーザー定義変数を作成します。
- [リスト] タイプの変数を作成し、データ型の [任意] を選択して、任意のデータ サブタイプ (文字列、Boolean、数字、日時、ファイル) を含めます。
- タイプを選択し、以下の値を入力します。
タイプ 値 日時 2023-06-15 数字 100 文字列 お客様の来店数 文字列 Apple オークリッジ - サンノゼ店 文字列 電話のタイプ - iPhone 文字列 iPhone 14 pro max 文字列 iPhone 販売台数 - 10 台 Boolean true
- リスト内の指定した位置の値を取得するには、[アクション] ペインから アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
- [リスト変数] フィールドで、[CustomerData] を選択します。
- [インデックス番号] フィールドで、「1」と入力して、値を取得するリスト内の位置を指定します。
- 出力を格納するには、[出力を変数リストに代入] フィールドから [SampleNumber] を選択します。
- インデックス「1」の値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[表示するメッセージを入力] フィールドに、値「$CustomerData[1].Number:toString$」を入力します。
- [保存]、[実行] をクリックします。
Bot により、リスト変数 (100) の位置 1 のインデックス データが表示されます。
- ステップ 3 を繰り返します。
- アクションをドラッグします。
- [ソースの日時変数] フィールドから [変数] オプションを選択します。
- [変数に出力を代入] フィールドから「SampleString」を選択します。
- 値を表示するには、[メッセージ ボックス] をドラッグします。[表示するメッセージを入力] フィールドに以下の値を入力します。
- $SampleString$
- $CustomerData[1].Number:toString$
- $CustomerData[2]$
- $CustomerData[3]$
- $CustomerData[4]$
- $CustomerData[5]$
- $CustomerData[6]$
- $CustomerData[7].Boolean:toString$
- [保存]、[実行] をクリックします。
出力は次のように表示されます。
出力には、6 月 15 日にサンノゼの Apple Store に 100 人のお客様が訪れ、製品発売日に 10 台の iPhone を販売したと表示されます。true の値は、iPhone が 2023 年の販売数が最も多いスマートフォンであることを示しています。