未使用のパッケージ バージョンの削除

公開リポジトリのオートメーションで使用されないパッケージ バージョンを削除することで、ストレージ スペースを解放してください。

新しい Automation 360 リリースとパッケージの定期更新ごとに、新しいパッケージ バージョンが Control Room にダウンロードされます。 そのため、古いパッケージ バージョンはディスク容量を大量に消費し、メンテナンス コストを増加させる可能性があるため、削除することをお勧めします。 また、セキュリティ ポリシーに準拠しなくなった古いバージョンのControl Roomを削除することで、パッケージ のセキュリティとメンテナンスを大幅に強化することができます。

以下の考慮事項に注意してください。
  • パッケージのデフォルト バージョンと最新バージョンは、公開オートメーションで使われていなくても、削除することはできません。
  • 非公開ワークスペースのオートメーションで、削除されたパッケージ バージョンを使用している場合は、オートメーションが失敗しないように、利用可能なパッケージ バージョンを使用するようにオートメーションを更新してください。
  • [未使用パッケージ バージョンの削除] 機能はオンプレミスのデプロイでのみ利用可能です。
注: 古い パッケージ バージョンを削除し、Control Room に再ダウンロードしたい場合は、次の URL を使用して個別のパッケージをダウンロードできます。

https://aai-artifacts.my.automationanywhere.digital/packages/<package-file-name>-<version.number>.jar

例として、アプリケーション パッケージの場合、命名規則は次のようになります。Bot-command-application-<version.number>.jar

Bot-command-application-3.8.0.jar

パッケージをダウンロードし、手動で Control Room に追加する手順の詳細については、「Control Room に パッケージ を追加」を参照してください。

前提条件

未使用のバージョンを削除するには、[パッケージの管理] 権限を持っていることを確認してください。

手順

  1. Control Room に管理者としてログインします。
  2. [マネージ] > [パッケージ] の順に移動します。
    パッケージ ランディング ページでは、パッケージ テーブルのリストに未使用バージョンの列が表示されます。
    この列は、パッケージに未使用のバージョンがあるかどうかを示し、未使用のバージョンを選択して削除することができます。 この列には以下のステータスが表示されます。
    • はい: パッケージには未使用バージョンがあって削除できます
    • いいえ: パッケージに未使用バージョンはありません
    • 未スキャン: Control RoomAutomation 360 v.33 以降に更新されると、システムはすべてのオートメーションを 1 回だけ効率的にスキャンして、オートメーションの中でどのパッケージ バージョンが使われているかを識別します。 スキャンが完了するまでは、ステータスは未スキャンと表示されます。 このスキャンの後、[未スキャン] の値は、未使用バージョンの列に表示されなくなります。
  3. アクション メニュー (縦の 3 点リーダー) をクリックし、[パッケージの表示] または [未使用バージョンの削除] を選択して、未使用のバージョンを削除します。
  4. [パッケージの表示] ページで、[未使用バージョンの削除] を選択します。
    <Package_name> ページの未使用 パッケージ バージョンの削除ページには、公開リポジトリで使用されていない未使用バージョンがすべて表示されます。 デフォルトでは、すべての未使用パッケージバージョンが選択されます。
  5. 特定のバージョンの削除をスキップするには、チェックボックスの選択を解除します。
    注: デフォルト バージョンと最新バージョンは削除できません。
  6. [削除] をクリックします。
    バージョンが正常に削除されると、そのアクティビティは [監査ログ] ページに記録されます。
  7. [管理] > [監査ログ] の順に移動します。
  8. [監査ログ] ページで、ドロップダウン リストから [イベント タイプ] を選択し、[未使用パッケージ バージョンの削除] イベント タイプでエントリを検索します。
    また、[監査ログ] で次のフィルターを使用することにより、詳細を表示および検索することができます。 ステータス、項目名、イベントを開始したユーザー、ソース デバイス、ソースまたはリクエスト ID のフィルタを使用することにより、詳細を表示および検索することができます。
  9. イベントの詳細を表示するには、必要なイベントの横にある 3 つの点 (3 点リーダー) のアイコンをクリックし、[イベントの詳細を表示] をクリックします。
    • イベントの詳細: ステータス、イベントを開始したユーザーの詳細、ユーザーのデバイスの詳細、リクエスト ID 番号、リクエストを開始した日時、イベント タイプ、リクエスト ソースなどの情報が表示されます。
    • 未使用パッケージ バージョンの詳細を削除する: 特定のパッケージで削除された回数やバージョンの詳細などの情報を表示します。
    次のビデオでは、未使用パッケージ バージョンの削除方法を示しています。