Excel の基本操作 の [開く] アクション の使用

[開く] アクションを使用して、Microsoft Excel スプレッドシートを読み取り専用モードまたは読み取り/書き込みモードで開いたり、パスワードを使用してスプレッドシートを開いたりすることができます。

手順

Microsoft Excel スプレッドシートを開くには、次の操作を行います。

  1. [アクション] パレットの [Excel の基本操作] パッケージ から、[開く] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
  2. Microsoft Excel スプレッドシートをどこから開くか選択します。
    注: Excel の基本操作 パッケージ は、最大 30MB のサイズのファイルをサポートしています。
    • Control Room ファイル: Control Room からファイルを開くことができます。
      注: Control Room からエクセルファイルを開き、ファイルに変更を加えた場合、更新されたファイルは Control Room に保存されません。この アクション は、デスクトップから開いた Excel ファイルのみ対応しています。
    • デスクトップ ファイル: デバイスからファイルを開くことができます。このフィールドには、文字列変数またはグローバル値としてファイル パスを入力することもできます。
    • 変数: ファイル変数を指定してファイルを開くことができます。
  3. Microsoft Excel スプレッドシートにヘッダー行が含まれている場合は、[ワークシートにヘッダーを含む] チェックボックスをオンにします。
  4. [特定のシート名] オプションを選択して、Microsoft Excel スプレッドシートが開いたときに有効にするシートの名前を指定します。
  5. Microsoft Excel スプレッドシートを読み取り専用で開くには [読み取り専用モード] を選択し、編集モードで開くには [読み取り/書き込みモード] を選択します。
  6. Microsoft Excel スプレッドシートを開くときにパスワードが必要な場合は、[パスワードが必要です] チェックボックスを選択します。
  7. 以下のいずれかのタブを選択して、Excel セッションを作成します。
    • ローカル セッション: 現在の Bot でのみ使用可能なセッション名を指定します。
    • グローバル セッション: 親 Bots、子 Bots、親 Bots の他の子 Bots など、複数の Bots で使用できるセッション名を指定します。
      Excel の高度な操作 ワークシートで各行をループする際に、[グローバル セッション] オプションも使用することができるようになりました。
      注: Excel ワークシートは、[グローバル セッション] を使用して開くことができます。また、[セッション変数の設定] アクションを使用することで、セッションを共有することなく、複数の Bots で使用することができます。
      また、[グローバル セッション] オプションを使い、子 Bots でセッションを共有している場合、子 Bot からセッションを閉じることもできます。
      重要:Bot からセッションを終了し、親 Bot を実行すると、その後親 Bot で、子 Bot の後に来る子 アクション は実行されず、セッションは子 Bot ですでに終了しているので Bot は失敗します。
    • 変数: 他の子 Bots とセッションを共有するために使用できるセッション変数を指定します。
    注: 複数のブックを使用して単一の操作を自動化する場合は、ブックごとに異なるセッション名を使用する必要があります。同じセッション名を使用してすべてのブックを自動化する場合は、まずブックのセッションを閉じてから、別のブックで同じセッション名を使用する必要があります。
  8. [セッション名] フィールドにセッションの名前を入力します。
  9. [保存] をクリックします。