SharePoint の認証アクション

[認証] アクションを使用して、SharePoint ドメインに接続します。認証に成功すると、SharePoint で他のコマンド アクションを使用してさまざまな操作を実行することができます。

前提条件

注: このページで提供されている例示およびグラフィックは、イメージを伝えることを目的とするにすぎず、お客様固有の事例を正確に反映していない場合があります。 当社は、そのメンテナンスや正確性について責任を負いません。
  • 自分の SharePoint ドメインで生成されたクライアント ID とクライアント シークレットが必要です。クライアントの詳細を生成するには、「SharePoint パッケージ」を参照してください。
  • Bot で SharePoint パッケージを使用するには、Automation Anywhere Control Room に対する [Bot Creator ロール] が必要です。
SharePoint への接続には、異なる接続方法を使用することができます。
  • OAuth2 - クライアント資格情報: この接続方法を使用するには、SharePoint の資格情報を入力します。
  • Control Room OAuth 接続: この接続方法を使用するには、OAuth 接続を作成し、それを Control Room に格納します。

手順

  1. Automation Anywhere Control Room にログインします。
  2. 新しい Bot を作成するか、既存の Bot を変更します。詳細については、「初めての Bot を作成する」を参照してください。
  3. [アクション] ペインで、[SharePoint] > [認証] の順に選択し、Bot フローの開始の下に配置します。
  4. [認証タイプ] フィールドで、ドロップダウンから認証方法を選択します。
    注: Control Room OAuth 接続を使用して接続するには、Control Room で作成して保存したカスタム接続を選択します。詳細については、「Control Room で OAuth 接続を構成する」を参照してください。

    SharePoint の認証アクション
  5. OAuth2 - クライアント資格情報を使用して接続するには、次の手順を実行します。
    1. [クライアント ID] フィールドに、SharePoint からコピーしたクライアント ID を入力します。この例では [安全でない文字列] が使用されていますが、[資格情報] または [変数] のオプションを使用すると、より安全です。
    2. [クライアント シークレット] フィールドに、SharePoint からコピーしたクライアント シークレットを入力します。
    3. [テナント ID] フィールドに、SharePoint からコピーしたテナント ID を入力します。テナント ID を表示するには、https://{your_sharepoint_domain}/_layouts/15/AppPrincipals.aspx に移動します。{your_sharepoint_domain} を SharePoint ドメイン名に置き換えます。[アプリ識別子] 列では、次の図に示すように、@ 記号の後にテナント ID が表示されます。

      SharePoint のテナント ID
      注: 次のいずれかのオプションを選択し、[クライアント Id]/[クライアント シークレット]/[テナント ID] を指定できます。
      • 資格情報: クライアント ID/クライアント シークレット/テナント ID に関する情報を含む Credential Vault で値が使用可能になります。
      • 変数: クライアント ID/クライアント シークレット/テナント ID に関する情報を含む資格情報変数が使用可能になります。
      • 安全でない文字列: クライアント ID/クライアント シークレット/テナント ID が文字列で入力可能になります。
  6. [ドメイン] フィールド。
    • SharePoint のサブドメイン名を入力します。
    • サイト名を入力します。
      注: URL からサブドメインとサイト名を取得できます: https://{subdomain}.sharepoint.com/site/{sitename}たとえば、URL https://automationanywherestore.sharepoint.com/site/CDEVTest では、automationanywherestore がサブドメイン、 CDEVTest がサイト名です。
      注: 認証アクションで指定したサイト名は、このパッケージの他のアクションで選択されたデフォルトのサイトとなります。個々のアクションに異なるサイト名を指定することもできます。
  7. SharePoint のチーム サイトに接続するには、[チーム サイト] チェックボックスを選択します。[チーム サイト] チェックボックスを有効にすると、Sharepoint のチームに基づいた管理パスに接続し、操作を実行できます。
    注:
    管理パスとは、SharePoint Web アプリケーション内でサイト コレクションを持つことができる場所です。管理パスを使用すると、ユーザーがサイト コンテンツにアクセスする際に使用するパスを指定することができます。デフォルトでは、SharePoint Online は 2 つの管理パスを提供しています。
    • サイト: この管理パスはサイト コレクションを作成するために使用され、このパスを使用して作成されたサイト コレクションの URL は次の形式になります。https://<yourdomain>.sharepoint.com/sites/<sitename>
    • チーム: この管理パスは最新のチーム サイトを作成するために使用され、このパスを使用して作成されたチーム サイトの URL は次の形式になります。https://<yourdomain>.sharepoint.com/teams/<sitename>
  8. [SharePoint セッションを作成] フィールドで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • ローカル セッション: ローカル セッション名は、現在の Bot にのみ使用できます。
    • グローバル セッション: グローバル セッション名は、その他の親 Bot および子 Bot で使用できます。
      Recommendation: 親 Bot と子 Bot のパッケージ バージョンは同じになる必要があります。
    • 変数: セッション名を変数に追加して、その変数をその他のアクションで使用できます。
SharePoint ドメインへの認証が成功しました。