Microsoft Endpoint Configuration Manager を使用した Bot エージェント の一括インストール

Microsoft Endpoint Configuration Manager または System Center Configuration Manager (SCCM) を使用して、一元管理で複数のデバイスに Bot エージェント を一括でインストールします。

前提条件

  • Microsoft SCCM が 2 台のマシン (まず Control Room プライマリ サイトと配布サーバーをホストするマシン、次に、クライアントとサーバーの通信とオペレーションをすべて保存して処理するデータベース サーバーをホストするマシン) にインストールされていることを確認します。
  • 最新の AutomationAnywhereBotAgent.msi ファイルが、Control Room デプロイに応じて、次の場所のいずれかからダウンロードされていることを確認します。
    • オンプレミス および クラウド の場合: [管理者] > [設定] > [Bot エージェントの一括インストール]
    • オンプレミス の場合: <application filepath>\crui\asset フォルダー

      例: C:\Program Files\Automation Anywhere\crui\asset

手順

  1. Orca ツールを使用して、AutomationAnywhereBotAgent.msi ファイルにパラメーターを追加します。
    詳しい手順については、「デバイスの Bot エージェントの一括インストール」を参照してください。
  2. Bot エージェント アプリケーションを SCCM で設定します。
    1. アプリケーション名など、詳細事項を追加します。
      たとえば、Automation Anywhere Bot エージェント Windows インストーラー (*msi file) です。
    2. コンテンツの場所、アンインストールに関する設定、デプロイ オプションなど、コンテンツの詳細を追加します。
      次に例を示します。
      • コンテンツの場所: \\crserver\msibackup\
      • コンテンツのアンインストールに関する設定: コンテンツのインストールと同じ
      • デプロイ オプション: 配布先からコンテンツをダウンロードし、ローカルで実行する
    3. アプリケーションのインストールに必要なプログラム コマンドを提供します。
      たとえば、msiexec /i "AutomationAnywhereBotAgent.msi"/q です。
    4. アプリケーションが既にデバイスにインストールされているかどうかを判断するアプリケーション検出方法を指定します。
      SSCM は自動的に msi ファイルの節を検出し、追加します。
    5. インストール動作 (システムまたはユーザーへのインストール)、ログオン要件、インストールの可視性 (インタラクティブまたは非表示)、構成マネージャの動作を強制するかどうかなど、ユーザー エクスペリエンスの詳細を指定します。
      次に例を示します。
      • インストール時の動作: システム用にインストール
      • ログオン要件: ユーザーがログオンしているかどうか
      • インストールの可視性: 非表示
    詳細については、「Configuration Manager でアプリケーションを作成してデプロイする」を参照してください。
  3. SCCM の Distribution Point (DP) を使用して、デバイスにアプリケーションを配布します。
    Bot エージェント をインストールするには、Control Room がインストールされているプライマリ サーバーで DP を設定します。アプリケーション作成後、DP に正しく配布され、SCCM で監視できるようにすることが重要です。

    詳細については、「Configuration Manager で配布先をインストールし、設定する」を参照してください。

  4. SCCM の境界を使用して、ドメイン、サブネット、または IP アドレスの範囲によって識別されるデバイスを仮想的にパーティション化します。
    境界は、異なるアプリケーションの DP を分離するのに役立ち、SCCM の管理オプションの階層構成セクションで設定することができます。

    詳細については、「Configuration Manager の境界となるネットワーク場所を定義する」を参照してください。

  5. Automation AnywhereBot エージェント アプリケーションを右クリックして、CCM アプリケーション オプションを使用して Bot エージェント をデプロイします。
    詳細については、「」を参照してください。
  6. デバイスが Control Room の [デバイス] ページに追加されていることを確認します。