SAP パッケージ
- 最終更新日2023/02/28
SAP パッケージ
SAP パッケージには、SAP アプリケーションのタスクとプロセスを自動化するアクションが含まれています。
SAP パッケージでは、以下のタスクを実行できます。
- 異なるシステムのデータを組み合わせるために必要な時間を短縮する。
- ヒューマン エラーを排除し、効率を向上する。
- トランザクション処理数を増加する。
- さまざまな関係者にリアルタイムの情報を提供する。
- 包括的なレポートによって意思決定能力を強化する。注: SAP [接続] アクションでは、[セッション名] フィールドを タスク Bot またはその他の Bot と共有することはできません。
前提条件
- SAP ログオン画面はオブジェクトのキャプチャに対応していないため、オブジェクトをキャプチャする前に SAP GUI にログインします。
- GUI スクリプトとアクセシビリティを有効にします。
「Enabling Scripting on the Client Side」、「Enabling Scripting on the Server Side」、「Enabling Accessibility settings」を参照してください。
- SAP 関連タスクを自動化し、これらのタスクを実行するために使用するデバイスに、次のいずれかの Windows 用 SAP GUI がインストールされていることを確認します。
- SAP GUI 750 (パッチ 9)
- SAP GUI 760 (パッチ 0)
- SAP GUI 760 (パッチ 1)
- SAP GUI 760 (パッチ 5)
- SAP GUI 770 (パッチ 6)
注: パッチ 0 の SAP GUI 760 がデバイスにインストールされている場合は、SAP Grid ビュー コントロールの [テーブル セル テキストの設定] および [テーブル セル テキストを取得] アクション を使用できません。パッチ 0 の SAP GUI 760 に問題があるためです。 - SAP オブジェクトのフィールド パスを取得するために、Scripting Tracker または同様のツールをインストールします。
開始前
使用可能なアクションのセットの一部として、SAP パッケージ内の以下のアクションを実行します。- [接続] アクションを使用して、SAP アプリケーションとの接続を確立します。
SAP GUI アプリケーションを使って、SAP アプリケーションにログインします。次に、[SAP パッケージから [接続] アクションを使用して、このセッション名を割り当てます。このセッション名は他の アクション でも使用します。
- アクション を使用してタスクを自動化します。
- SAP 関連のすべてのタスクを自動化したら [接続解除] アクション を使用して、SAP アプリケーションとの接続を終了します。
SAP パッケージのアクション
SAP パッケージには以下のアクションが含まれています。
注: SAP とレコーダー パッケージは、アプリケーション内の SAP 要素を検出することができます。しかし、SAP オブジェクトのパスを自動的に検出するなど、使い勝手の面からは SAP パッケージと比較すると、より直感的であるため、レコーダー パッケージが SAP パッケージよりも優れています。「レコーダー パッケージ」を参照
アクション | 説明 |
---|---|
チェックボックスにチェックを入れる/外す | |
クリック | |
メニューをクリック | |
接続 | SAP での [接続] アクション の使用。 |
接続解除 | |
ダブルクリック | |
展開 | |
テーブルをエクスポート | [テーブルをエクスポート] アクション を使用する。 |
セル数を取得 | |
子の名前を取得 | |
子のテキストを取得 | |
列数を取得 | |
行数を取得 | |
選択した項目を取得 | |
ステータスを取得 | |
テーブル セル インデックスを取得 | |
テーブル セル テキストを取得 | |
テキストを取得 | |
項目数を取得 | |
左クリック | |
右クリック | |
項目を選択 | |
ラジオ オプションを選択 | |
仮想キーを送信 | |
テーブルのセルのテキストを設定 | テーブルのセルのテキストを設定。 |
テキストを設定 |