承認タスクは、Automation Co-Pilot が提供する固有のプロセス フローとして、通知とプロセス データを特定のユーザーにルーティングし、複雑かつ緊急のハンドオフに迅速に対処することができます。

注: この機能を使用するには Enterprise Platform のライセンスが必要です。この機能のサポートされているバージョンについては、「エンタープライズプラットフォーム」を参照してください。
承認タスクには次のような利点があります。
画像では、承認のメリットを表示しています。

承認タスク機能を使って、タスクを素早く直接承認することができます。承認の必要性は、多くのビジネス タスクに当てはまります。承認タスクを使用すると、ユーザーは、合理化されたワーク フローから集中力を途切れさせることなく、進捗状況を通知されながら、承認を送信および受領できます。また、マネージャーにとっても、承認が要求されているタスクの情報を素早く確認できれば意思決定がしやすくなり、添付ファイルやコメントに直接対応できるようになります。この人とのインタラクションには、現在 Automation Co-Pilot および Process Composer 内で専用のスペースがあり、複数のアプリケーションやロールに渡る設定や自動化ができるようになっています。

Process Composer で承認タスクを確認
画像で承認タスク要素のインターフェースを示します。

承認タスクProcess Composer で追加して設定することができるプロセス要素です。これにより、Automation Co-Pilot において相関性が備わり、ビジネス ユーザーと意思決定者がオートメーション内で情報を共有できるようになります。部門間を超えた意思決定は、その複雑性ゆえに解決に時間がかかりがちですが、この機能により返答時間を改善することができます。

承認タスクを実行することによって、各チーム メンバーは、合理化かつ自動化された単一タスクで、固有の役割や責任を強化することができます。つまり、各自の役割に合わせて関与者を調整することができると同時に、ビジネス ユーザーはこれまでの自動化を引き続き利用できることに加え、リクエストが承認されると即座に情報が更新され、詳細を確認できるというメリットが得られるようになります。以下のペルソナの関係を考えてみます。

ワークフロー

以下のステップは、承認タスクを設定する基本的なワークフローです。

  1. ビジネス タスクのチームを作ります。チームの作成とチーム メンバーへのチーム ロールの割り当て
  2. 任意で、関連するチームを単一のグローバル値 (変数型のユーザー グループ) に追加します。グローバル値の作成
  3. Process Composer で、事前に作成したユーザー グループを使用してプロセス内の承認タスクを構成します。プロセス オートメーションへの承認タスクの追加
  4. 変更内容をプロセスに保存します。
  5. Automation Co-Pilot で承認タスクを実行します。