AISense Recorder によるテーブル データ抽出
- 最終更新日2023/01/10
AISense Recorder によるテーブル データ抽出
テーブルは、多くのタイプ、背景、書式効果を伴う複雑なコントロールであるため、場合によっては AISense Recorder が自動的に検出できない場合があります。そのような場合は、[定義] オプションを使用してテーブルを検出します。
AISense Recorder を使用したテーブルのキャプチャ
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
- Bot を作成するには、 の順にクリックするか、タスクを記録する Bot を開きます。
- [記録を開始] をクリックします。
レコーダー Bot ランタイム ウィンドウが表示されます。
- ドロップダウン リストからウィンドウを選択します。
最近開いたアプリケーションがリストに表示されていない場合は、[更新] アイコンをクリックしてください。
- [AISense Recorder] をクリックします。スキャンが終了するのを待ちます。注: デバイスで初めて AISense Recorder を使用する場合、レコーダーは必要な依存ファイルをダウンロードします。
次のオプションを含むレコーダー ツールバーが表示されます: 完了、スキャン、定義、一時停止
レコーダーは、選択したアプリケーション ウィンドウを分析し、そのウィンドウ内の UI オブジェクトを特定します。システムがアプリケーション ウィンドウを分析しているときは、ツールバーのオプションを使用できません。分析後、オプションが有効になり、タスクの記録を開始できます。
- AISense Recorder がアプリケーションのテーブルを検出するのを待ちます。
- テーブルが自動検出されない場合は、AISense Recorder が [準備完了] の状態のときに [定義] ボタンをクリックして、テーブルを検出します。注:
- [定義] ウィンドウでは、AISense Recorder によって各コントロール タイプの埋め込みヘルプが表示されるため、カスタム オブジェクトに適したコントロール タイプを選択することができます。
- 意図せず画面をクリックした場合や、ハイライトが表示される前にクリックした場合、AISense Recorder によって可視性が提供されます。再度オブジェクトをキャプチャすることを確認するか、[定義] 機能を使用して画面上でオブジェクトを定義する必要があります。
- [オブジェクト タイプ] から [テーブル] を選択し、左上のヘッダーをクリックします。
検出されたテーブルでは、列と内部のコントロールがハイライトされます。
- 列を限定して選択する場合、キャプチャ対象の列を囲むように長方形を描画します。
テーブルからのデータの抽出
- オブジェクトをキャプチャしたら [完了] をクリックして記録を終了します。
- Control Room に戻ります。
- [オブジェクトのプロパティ] テーブルで、[コントロール タイプ] が [TABLE] であることを確認します。そうでない場合、[オブジェクトを再キャプチャ] をクリックします。
- [オブジェクトに実行するアクション] ドロップダウン リストから、[テーブルを取得] を選択します。
- [結果を変数に保存] フィールドで変数
CapturedTableData
を作成します。 - アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
- [データ テーブル名] リストから [
CapturedTableData
] を選択します。 - CSV ファイルを作成するファイルパスを指定します。たとえば、C:\AutomationAnywhere\Development\SFDC.csv
- [フォルダー/ファイルが存在しない場合は作成する] オプションを選択します。
- 既存のファイルを上書きするオプションを選択します。
- [保存] をクリックします。
- [実行] をクリックします。
Bot は、指定されたパスに、抽出したテーブル データで CSV ファイルを作成します。
列の定義の修正
列間のスペースがほとんどなかったり、明確な区切り文字がなかったりすることが原因で、密なテーブルでは列がマージされる可能性があります。列の定義を修正するには、次の手順を実行します。
- オブジェクトをキャプチャしたら [完了] をクリックして記録を終了します。
- Bot エディター ウィンドウで [オブジェクトのプロパティ] に移動し、[アンカー テーブル] プロパティを編集します。
- 列名の間に区切り文字としてパイプ文字 (|) を追加して、列名を区切ります。たとえば、<CHECKBOX>Name|Company|State|Email|Lead status注: Bot が実行されると、それまでマージされていた列は別々の列として扱われます。
既知の動作
- AISense Recorder は、単一の行やセルに複数の行があるテーブルを抽出することはできません。
- 改ページやオートスクロールには対応していません。
- 切り捨てられた列は、切り捨てられたセル テキストを抽出するために自動調整されることはありません。