Google Chrome 拡張機能のトラブルシューティング
- 最終更新日2021/09/22
Google Chrome 拡張機能のトラブルシューティング
Google Chrome ブラウザでタスクを自動化する Bot を記録または実行しており、Google Chrome をインストールしている場合にエラーが発生したら、追加のステップを実行してシステムを設定する必要があります。
前提条件
使用している Automation Anywhere Google Chrome 拡張機能が レコーダー で パッケージ Bots のバージョンと一致していることを確認します。「Google Chrome ブラウザ拡張要件」を参照してください。
Google Chrome 拡張機能を実行できるようにシステムを設定するには、該当するシナリオを選択し、そのステップに従います。
レコーダー パッケージ バージョン 2.0.9 以降:
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Google Chrome 拡張バージョン 1.1.0.1 以降がインストールされ、有効になっていることを確認します。
拡張機能をインストールするには、「バージョン 1.1.0.1 以降」を参照してください。
- Google Chrome ブラウザ エージェントに対応する Windows レジストリを開きます: Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.bot.browseragent
- レジストリ エントリが Automation 360
ボット エージェント インストール ディレクトリを指していることを確認します: C:\Program Files\Automation Anywhere\Bot Agent\AABrowserAgent\AAChromeAgentManifest.json
この設定が見つからない場合は、ボット エージェント を再インストールしてください。
レコーダー パッケージ バージョン 2.0.6、2.0.7、2.0.8 (バージョン A2019.16 以前用) を使用している場合
- Google Chrome ブラウザ エージェントに対応する Windows レジストリを開きます: Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
- レジストリ エントリが Automation 360 グローバル キャッシュを指していることを確認します: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\<レコーダー パッケージのバージョン>\AAChromeAgentManifest.json
例: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\2.0.6-20200626-193519-1bd6fceb-b036-4202-9932-4dc18349bd5c\AAChromeAgentManifest.json
この設定が見つからない場合は、管理者として次の手順を実行します。- Automation 360 グローバル キャッシュを開きます。C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\<レコーダー パッケージのバージョン>
- install.ps1 ファイルを実行します。
- 手順 2 と 3 を繰り返し、レジストリ エントリが更新されていることを確認します。
レコーダー パッケージ バージョン 2.0.5 以前を使用しており、Automation Anywhere Enterprise バージョン 11.3 以降をインストールしたことがない場合
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Google Chrome 拡張バージョン 11 または 12 がインストールされ、有効になっていることを確認します。
拡張機能をインストールするには、「バージョン 11 または 12」を参照してください。
- Google Chrome ブラウザ エージェントに対応する Windows レジストリを開きます: Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
- レジストリ エントリが Automation 360 グローバル キャッシュを指していることを確認します: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\<レコーダー パッケージのバージョン>\AAChromeAgentManifest.json
例: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\2.0.5-20200626-193519-1bd6fceb-b036-4202-9932-4dc18349bd5c\AAChromeAgentManifest.json
この設定が見つからない場合は、管理者として次の手順を実行します。- Automation 360 グローバル キャッシュを開きます。C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\<レコーダー パッケージのバージョン>
- install.ps1 ファイルを実行します。
- 手順 2 と 3 を繰り返し、レジストリ エントリが更新されていることを確認します。
- ブラウザ エージェント
Automation.BrowserAgent.exe
が、Google Chrome 拡張機能がインストールされて有効になった状態で動作していることを確認します。この設定が見つからない場合は、Google Chrome を再起動します。 Google Chrome 拡張機能を無効または有効にするか、すべての Google Chrome ブラウザ タブを閉じて新しいウィンドウを再度開きます。
レコーダー パッケージ バージョン 2.0.5 以前を使用しており、Automation Anywhere Enterprise バージョン 11.3 以降がインストールされている場合
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Google Chrome 拡張バージョン 11 または 12 がインストールされ、有効になっていることを確認します。
拡張機能をインストールするには、「バージョン 11 または 12」を参照してください。
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Google Chrome ブラウザ エージェントに対応する Windows レジストリを開きます: Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
- 上記のキーを使用できる場合は、Google Chrome プラグイン バージョン 11.x を無効にし、Google Chrome プラグイン バージョン 12.x を有効にします。
- 上記のキーを使用できない場合は、Google Chrome プラグイン バージョン 12.x を無効にし、Google Chrome プラグイン バージョン 11.x を有効にします。
- Google Chrome を再起動します。 Google Chrome 拡張機能を無効または有効にするか、すべての Google Chrome ブラウザ タブを閉じて新しいウィンドウを再度開きます。
- ブラウザ エージェント Automation.BrowserAgent.exe が動作しており、Google Chrome 拡張機能がインストールされて有効になっていることを確認します。
Automation Anywhere Enterprise バージョン 11.3 以降をアンインストールした場合
Enterprise クライアント をアンインストールしても、Google Chrome の拡張機能とレジストリ エントリは削除されません。手動で削除するには、次の手順を実行します。
- Google Chrome 拡張機能 12.x を無効にします。
- Google Chrome 拡張機能 11.x をインストールして有効にします。
- Windows レジストリ エディターで、次のキーを削除します。Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
- Google Chrome ブラウザ エージェントに対応する Windows レジストリを開きます: Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
- レジストリ エントリが Automation 360 グローバル キャッシュを指していることを確認します: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\<レコーダー パッケージのバージョン>\AAChromeAgentManifest.json
例: C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\2.0.6-20200626-193519-1bd6fceb-b036-4202-9932-4dc18349bd5c\AAChromeAgentManifest.json
- Google Chrome を再起動します。 Google Chrome 拡張機能を無効または有効にするか、すべての Google Chrome ブラウザ タブを閉じて新しいウィンドウを再度開きます。
Microsoft Edge にインストールされている Google Chrome 拡張機能
Microsoft Edge ブラウザの設定では Chrome Web Store から拡張機能を使用できますが、Microsoft Edge ブラウザに Google Chrome 拡張機能をインストールしないことをお勧めします。インストールすると、Google Chrome ブラウザとやり取りする Bots に記録エラーとランタイム エラーが発生します。Google Chrome 拡張機能を手動でインストールしなかった場合でも、Microsoft Edge ブラウザの自動同期設定によって拡張機能が自動的にインストールされている可能性があります。
オフライン モードで Google Chrome 拡張機能を表示できない場合
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ChromeExtension.crx ファイルを Google Chrome 拡張タブにドラッグします。このファイルは、Automation.BrowserAgent.exe ファイルが使用可能なパスで利用できます。
Automation 360 Google Chrome 拡張機能を有効にします。
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Google Chrome 拡張機能がまだ表示されない場合は:
- レジストリ エントリ automation.chrome.agent が、Computer\HKEY_CURRENT_USER パスで使用できるかどうかを確認します。
使用できない場合は、次のパスにレジストリを作成します。Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
このエントリは、次のエントリと同じパスを持つ必要があります。Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Google\Chrome\NativeMessagingHosts\automation.chrome.agent
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Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Google\Chrome\Extensions のパスに移動します。
11.1.0.0 Automation 360 Google Chrome 拡張機能の ID jjpdebaihkangkfpbgefmnnlafkahebn に対して、「path」という名前を持つ新しい文字列を作成します。
文字列の値は ChromeExtension.crx のパスになります。このパスは、AAChromeAgentManifest.json ファイルが利用可能なフォルダーと同じフォルダーにあります。
たとえば、「C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources\2.0.5-20200511-172840-1825fd43-19bc-4dd2-ac56-53a2aed4b0e4\ChromeExtension.crx」のエントリを次の場所に追加します。
- Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Google\Chrome\Extensions(ExtensionID)
- Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Chrome\Extensions(ExtensionID)
- Google Chrome を再起動します。 Google Chrome 拡張機能を無効または有効にするか、すべての Google Chrome ブラウザ タブを閉じて新しいウィンドウを再度開きます。
- レジストリ エントリ automation.chrome.agent が、Computer\HKEY_CURRENT_USER パスで使用できるかどうかを確認します。