分析package

[分析] packageactionsを使用して、Bot Insight ダッシュボードおよびウィジェットで使用するactionsと変数を指定します。[分析] packageでは、bot の実行時に変数によってログに記録されたデータに対してトランザクション分析を実行できます。

注: 現在、認証付きプロキシ設定はサポートされていません。
  • 個々のpackage (packageのみが必要な Automation 360 リリースで更新済み) をダウンロードするには、この URL を使用してください。

    https://aai-artifacts.my.automationanywhere.digital/packages/<package-file-name>-<version.number>.jar

  • [分析] packageの場合、命名規則は次のようになります。bot-command-analyze-<version.number>.jar

    たとえば、bot-command-analyze-2.8.0-20230427-091823.jar です。

packageをダウンロードし、手動で Control Room に追加する手順の詳細については、「Control Room に packages を追加」を参照してください。

[分析] packageActions

[分析] packageには、以下のactionsが含まれています。

Action 説明
閉じる トランザクションを閉じます。
  • [トランザクション名] フィールドに、[開く] actionで指定したトランザクション名を入力します。
  • [ディクショナリ変数] で以下のオプションを選択します。
    • [すべてのユーザー定義変数]: bot からユーザー定義の文字列、数値、および日時の変数をすべて含めて、Bot Insight ダッシュボードに入力します。
    • 変数を手動で選択し、Bot Insight ダッシュボードに含めます。
開く トランザクションを開きます。[開く] から [閉じる] actionsまでの間に分析するactionsを挿入します。[トランザクション名] フィールドにトランザクション名を入力します。
[ループ] package で [開く] および [閉じる] actionsを使用する
  • ループ内の全データを Bot Insight ダッシュボードにキャプチャする場合は、ループ内の [開く] および [閉じる] actionsを使用します。

    : [ループ] actionの [CSV/TXT の各行に対して] 反復子を使用して Microsoft Excel シートの各行から値を読み取る場合、このループ内の [開く] および [閉じる] actionsを使用して、Bot Insight ダッシュボードの各行のデータを分析し、キャプチャします。

  • ループの最後に解釈されたデータのみを Bot Insight ダッシュボードにキャプチャする場合は、ループの外で [開く] および [閉じる] actionsを使用します。

    : [ループ] actionの [CSV/TXT の各行に対して] 反復子を使用して Microsoft Excel シートの各行から値を読み取る場合、このループの外で [開く] および [閉じる] actionsを使用して Bot Insight ダッシュボードに Excel シートの最終行のデータのみをキャプチャします。

[エラー ハンドラー] と [If] packagesで [開く] および [閉じる] actionsを使用する
  • Bot Insight ダッシュボードで bot 実行中にエラー メッセージを分析してキャプチャする場合、[エラー ハンドラー] packageで [開く] および [閉じる] actionsを使用します。
    :
    1. ループ内で複数の [If] actionsを行う bot を作成します。
    2. エラーをキャプチャするために、すべての [If] action中に、[エラー ハンドラー] > [キャッチ] actionを追加します。
    3. ループ内では、すべての [If] action の後に、[分析] > [閉じる] actionを追加して、分析用に Bot Insight ダッシュボード上のすべての [If] 条件内のエラーをキャプチャします。
Example task: Web サイトからデータを取得して Bot Insight で可視化する bot をビルドする例については、以下のトピックを参照してください: Bot Insight ダッシュボード bot をビルドする。この例では、[ループ] actionの [CSV/TXT の各行に対して] 反復子を使用する際に、ループ内で [開く] および [閉じる] actionsを使用します。