[フィルタ] アクションの使用

[フィルタ] アクションを使って、特定テーブルまたはワークシートの列からデータをフィルタします。

フィルタ結果は変数として保存されず、指定した Microsoft Excel スプレッドシートに直接反映されます。

手順

  1. [アクション] パレットの [Excel] ノードから [フィルタ] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
  2. 以下のいずれかのタブをクリックします。
    • Table
      1. テーブル名: データをフィルタするテーブルの名前を指定します。
        注: テーブル名は文字列値です。これはデータ テーブル名ではありません。Excel のテーブル名の取得方法については、「Excel テーブルの名前を変更する」を参照してください。
      2. [フィルタ対象] フィールドを使用して、データをフィルタするテーブルの列を指定します。
        • 列名: 列名を指定します。
        • 列の位置: 列の位置を指定します。
        たとえば、「月例販売」というテーブルに次の 3 つの列があるとします。4 月5 月6 月。テーブルの [5 月] 列のデータにフィルタをかけたい場合は、[列名] フィールドに「5 月」と入力するか、[列の位置] フィールドに「2」と入力します。
    • ワークシート
      1. ワークシート名: データをフィルタするテーブルの名前を指定します。
      2. 指定したワークシート内の既存のフィルタを削除する場合は、[シートから既存のフィルタを削除する] チェックボックスを選択します。
      3. [セルの範囲] ドロップダウン メニューを使用して、次のいずれかのセルの範囲を指定します。
        • すべてのセル: ワークシート内のすべてのセルでデータをフィルタします。
        • 固有: [範囲] フィールドにセルの範囲を入力します。

          たとえば、次のような 5 つの列を含むワークシートがあるとします。A、B、C、D、E の列があります。2 列目から 4 列目までのデータをフィルタする場合は、[範囲] フィールドに「B2:D4」と入力します。

      4. [フィルタ対象] フィールドを使用して、データをフィルタするテーブルの列を指定します。
        • 列名: 列名を指定します。
        • 列の位置: 列の位置を指定します。
  3. [フィルタ] フィールドを使用して、次のいずれかのタブを選択します。
      • [数値]: 指定した列に数値データが含まれている場合。
        ドロップダウン メニューをクリックして次のフィルタのいずれかを選択します。
        • 等しい: 指定した値と等しいデータをフィルタします。
        • 等しくない: 指定した値と等しくないデータをフィルタします。
        • より大きい: 指定した値より大きいデータをフィルタします。
        • 以上: 指定した値以上のデータをフィルタします。
        • より小さい: 指定した値より小さいデータをフィルタします。
        • 以下: 指定した値以下のデータをフィルタします。
        • 範囲: 指定した 2 つの値の間のデータをフィルタします。
      • テキスト: 指定した列にテキスト データが含まれている場合。
        ドロップダウン メニューをクリックして次のフィルタのいずれかを選択します。
        • 次から始まる: 指定した値で始まるデータをフィルタします。
        • 次で終わる: 指定した値で終わるデータをフィルタします。
        • 含む: 指定した値を含むデータをフィルタします。
        • 含まない: 指定した値を含まないデータをフィルタします。

        前述の [月例販売] テーブルの例から、[5 月] 列の目標数 150 より大きいデータのみを表示するシナリオを考えてみましょう。したがって、ステップ 3 では、[列名] を選択し、「5 月」と入力します。次に [数値] > [より大きい] オプションを使用して、フィールドに「150」を入力すると、列値をフィルタすることができます。

  4. [開く] アクション でブックを開く際に使用したセッション名を入力します。

    [変数] タブをクリックして、既存の Excel の高度な操作のセッション変数を選択することもできます。

  5. [保存] をクリックします。