リスト パッケージ
- 最終更新日2023/09/14
リスト パッケージ
[リスト] パッケージ には、リスト データ型の変数にさまざまな操作を実行できる アクション が含まれています。
リスト データ型の変数の操作
リストは、順序付けられた値のコレクションです。値は、Boolean、数値、または文字列のデータ型のサブタイプです。リスト変数を初期化するときに、[任意] データ型サブタイプを選択すると、3 つのデータ サブタイプのどれでも格納できます。新しい変数を作成するか、[変数] メニューから既存の変数を選択して [追加] をクリックすると、値を手動で入力できます。
リスト型変数の一般的な用途は次のとおりです。
- 複数の受信者に E メールを送信する。
- 複数の Web アドレスを検索する。
注:
- リストの値のソートは現在サポートされていません。
- レコードの値を直接リストに代入することはできません。ただし、[ループ] アクションで、すべてのレコード項目をループして、リスト変数に追加することは可能です。
[リスト] パッケージ 内の アクション
[リスト] アクション を [ループ] アクション 内で使用している場合は、[リストの各項目に対して] 反復子を使用する必要があります。
[リスト] パッケージ では、次の アクション を利用できます。
アクション | 説明 |
---|---|
項目を追加 | 「リストの [項目を追加] アクション」を参照してください。 |
追加 | 「リストの [追加] アクション」を参照してください。 |
代入 | 「リストの [代入] アクション」を参照してください。 |
消去 | 「リストの [消去] アクション」を参照してください。 |
項目の取得 | 「リストの [項目の取得] アクション」を参照してください。 |
項目を結合 | 「リストの [項目を結合] アクション」を参照してください。 |
項目を削除 | 「リストの [項目を削除] アクション」を参照してください。 |
項目を設定 | 「リストの [項目を設定] アクション」を参照してください。 |
サイズ | 「リストの [サイズ] アクション」を参照してください。 |
例
Bot を作成して、リストに項目を追加したり、リストからデータを取得したりすることができます。この機能を使用できるようにするには、次の手順を実行します。
-
Bot を作成します。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。
- [Bot を作成] をクリックします。
- Bot の名前として「ListBot」を入力します。
- [作成と編集] をクリックします。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
- 次の変数を作成します。
- 変数: StringList
- タイプ: リスト
- サブタイプ: 文字列
- 名前: StringList
- デフォルト値が 0: Automation
- デフォルト値が 1: Anywhere
- 変数: SampleString
- 名前: SampleString
- デフォルト値: PvtLtd
- 変数: ListOutput
- タイプ: 任意
- 名前: ListOutput
- 変数: StringList
- リスト変数に項目を挿入するには、[アクション] ペインで アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
- [リスト変数] フィールドで、[StringList] を選択します。
- [追加する項目] フィールドで、[SampleString] を選択します。
- 項目をリストの末尾に挿入する場合は、[リストの末尾まで] オプションを選択します。
- リスト内の指定した位置の値を取得するには、[アクション] ペインで、アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
- [リスト変数] フィールドで、[StringList] を選択します。
- [インデックス番号] フィールドに、「0」と入力します。これにより、値を取得するリスト内に位置を指定できます。
- [出力を変数に代入] リストからの出力を格納するには、[ListOutput] を選択します。
- インデックス「0」の値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[保存]、[実行] の順にクリックします。
Bot は、リスト変数のゼロ インデックス データ (Automation) を表示します。