文字列 パッケージの [テキストを抽出] アクションを使用する

論理演算子を使用して、元の文字列から特定範囲のテキストを抽出するには、[テキストを抽出] アクションを使用します。

[テキストを抽出] アクションの使用例.の [指定した文字の前にある文字列を取得]、[指定した文字の後にある文字列を取得]、および [指定した文字の間にある文字列を取得] オプションを使用した例を確認してください。

手順

指定したソース文字列から部分文字列を抽出するには、次の操作を行います。

  1. アクション パレットで、[文字列] パッケージから [テキストを抽出] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
  2. [元の文字列] フィールドで元の文字列を指定します。
  3. 抽出するテキストを指定するには、次のオプションから選択します。
    オプションステップ
    指定した文字の前にある文字列を取得 [基点となる文字列] フィールドで指定した値の前にあるすべてのテキストを抽出します。
    1. [基点となる文字列] フィールドに、開始点として使用する文字列を入力します。
    2. [N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに、値を入力して出現回数を指定します。

      たとえば、元の文字列が「This is a test string which is used to extract specific sub-string」で、「This」の後のテキスト全体を抽出する場合。必要なテキストを抽出するには、[基点となる文字列] フィールドに「This」と入力し、[N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに「1」と入力する必要があります。これにより、元の文字列内の「This」が最初に出現した後にあるテキストを抽出することを指定します。

    指定した文字の間にある文字列を取得 1 つ目の [基点となる文字列] と 2 つ目の [基点となる文字列] フィールドに入力した値の間にあるテキストを抽出します。
    1. [基点となる文字列] フィールドに、開始点として使用する文字列を入力します。
    2. [または] または [および] フィールドで、次のいずれかのオプションを選択します。
      • または: 1 つ目の [基点となる文字列] または 2 つ目の [基点となる文字列] フィールドで指定した値のいずれかが元の文字列内にある場合に、テキストが抽出されます。
      • および: 1 つ目の [基点となる文字列] と 2 つ目の [基点となる文字列] フィールドで指定した両方の値が元の文字列にある場合に、テキストが抽出されます。
    3. [基点となる文字列] フィールドで、テキスト抽出の終了点として使用する文字列を指定します。
    4. [N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに、[基点となる文字列] フィールドで指定した文字列の出現回数を指定する値を入力します。

      たとえば、元の文字列が「This is a test string which is used to extract specific substring」で、「specific」の前にあるテキスト全体を抽出する場合。必要なテキストを抽出するには、[基点となる文字列] フィールドに「specific」と入力し、[N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに「1」と入力する必要があります。これにより、元の文字列内で「specific」が最初に出現した前にあるテキストを抽出することを指定します。

    指定した文字の後にある文字列を取得 [基点となる文字列] フィールドで指定した値の後にあるすべてのテキストを抽出します。
    1. [基点となる文字列] フィールドで、テキスト抽出の終了点として使用する文字列を指定します。
    2. [N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに、[基点となる文字列] フィールドで指定した文字列の出現回数を指定する値を入力します。

      たとえば、元の文字列が「This is a test string which is used to extract specific substring」で、「specific」の前にあるテキスト全体を抽出する場合。必要なテキストを抽出するには、[基点となる文字列] フィールドに「specific」と入力し、[N 番目に出現する文字列を基点とする] フィールドに「1」と入力する必要があります。これにより、元の文字列内で「specific」が最初に出現した前にあるテキストを抽出することを指定します。

  4. [一致する検索結果がない場合に戻すもの] フィールドから、オプションを 1 つ選択します。
    • 元の文字列: 元の文字列を返します。
    • 空 (Null) の文字列: 一致が見つからない場合は、null 文字列を返します。
  5. [抽出時] フィールドで、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 大文字と小文字を区別する: 元の文字列の大文字と小文字を区別します。
    • 大文字と小文字を区別しない: 元の文字列の大文字と小文字を区別しません。
    注: デフォルトでは、すべての新規および既存の Bot に対して、[大文字と小文字を区別する] オプションが選択されます。
  6. [取得する文字の数] フィールドから、オプションを 1 つ選択します。
    • すべて: 元の文字列からすべての文字を抽出します。
    • 限定: 元の文字列から抽出する文字の正確な数を指定します。
    • 最大: 元の文字列から抽出する最大文字数を指定します。
      注: このオプションでは、抽出する文字数の上限を指定できます。ただし、元の文字列に、このフィールドに入力した文字数分が含まれていることは必須ではありません。
      たとえば、元の文字列の値が「Date+8」で、文字列「Date」の後の文字を抽出したい場合。文字列「Date」の後に表示される元の文字列から 10 文字を抽出するために、[最大] フィールドに「10」と入力します。Bot を実行すると、出力は「+8」となり、文字列「Date」以降のすべての値が返されます。
      注: 入力値「10」は、抽出する最大文字数のみを表しています。
  7. [抽出したテキストをカット (空白スペースを削除)] チェック ボックスを選択すると、抽出したテキストから空白スペースが削除されます。
    たとえば、Web サイトから E メールを抽出し、それを Excel シートに追加します。この抽出された E メール テキストから不要なスペースを削除するには、[抽出したテキストをカット (空白スペースを削除)] オプションを使用できます。または、削除アクション を使用して、この抽出された E メール テキストの前後のスペースを削除することもできます。
  8. [抽出したテキストから Enter を削除] チェック ボックスを選択すると、抽出したテキストからキャリッジ リターンが削除されます。
  9. [出力を変数に代入] リストで変数を指定します。
  10. [保存] をクリックします。