変数アンカーを使用すると、アンカーが異なる同じコントロールを自動化できます。たとえば、キャプションが異なる複数のチェックボックスのあるページなどです。これらのキャプションは動的で、ワークフローに基づいて変更される可能性があります。変数アンカーを使用して一度コントロールをキャプチャし、そのアンカーを Bot エディター ウィンドウの変数として使用できます。Microsoft Excel、CSV、データベースなど、さまざまなソースからの変数を使用できます。

変数アンカーを使用したキャプチャ

  1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
  2. Bot を作成するには、[新規作成] > [Bot] の順にクリックするか、タスクを記録する Bot を開きます。
  3. [記録を開始] をクリックします。

    レコーダー Bot ランタイム ウィンドウが表示されます。

  4. ドロップダウン リストからウィンドウを選択します。

    最近開いたアプリケーションがリストに表示されていない場合は、[更新] アイコンをクリックしてください。

  5. [AISense Recorder] をクリックし、スキャン プロセスの終了を待ちます。
    注: AISense Recorder は、デバイスで初めて使用する際に、必要な依存ファイルをダウンロードします。

    AISense Recorder ツールバーが、[完了]、[スキャン]、[定義]、[一時停止] のオプションとともに表示されます。

    AISense Recorder は、選択したアプリケーション ウィンドウを分析し、そのウィンドウ内の UI オブジェクトを特定します。システムがアプリケーション ウィンドウを分析しているときは、ツールバーのオプションは使用できません。分析が完了すると、オプションが有効になり、タスクの記録を開始できます。

  6. AISense Recorder でのオブジェクトの検出を待ちます。
  7. オブジェクトが自動検出されない場合は、AISense Recorder が [準備完了] の状態になったときに [定義] ボタンをクリックして、オブジェクトを検出できます。
    注:
    • [定義] ウィンドウでは、AISense Recorder によって各コントロール タイプの埋め込みヘルプが表示されるため、カスタム オブジェクトに適したコントロール タイプを選択することができます。
    • 意図せず画面をクリックした場合や、ハイライトが表示される前にクリックした場合、AISense Recorder によって可視性が提供されます。再度オブジェクトをキャプチャすることを確認するか、[定義] 機能を使用して画面上でオブジェクトを定義する必要があります。
    。
  8. [選択した領域のオブジェクト タイプの選択] タブから [変数アンカー] を選択します。

    変数アンカーを使用した動的コントロールのキャプチャ

  9. キャプチャするチェックボックスを四角で囲います。

    選択された領域は、[定義する領域を画像からドラッグして選択する] フィールドの下のボックスに表示されます。

    注: チェックボックスの上にマウスを合わせ、チェックボックスが検出され、赤い四角でハイライトされていることを確認してから、[定義] をクリックします。
  10. 最も近い静的テキストにマウスを合わせます。テキストがハイライトされたら、そのテキストを、サポートしているアンカーとして選択します。

    アンカーの画像は、[選択した領域のサポートしているアンカー ポイントを 1 つ選択] フィールドの下のボックスに表示されます。

  11. [定義] をクリックします。
  12. 必要なオブジェクトをキャプチャした後で、[完了] をクリックします。

    記録された手順は、Bot 内で別の アクション として表示されます。

    変数アンカー アクションごとに、追加したアクションをコピーし、キャプチャするオブジェクトのアンカー テキストで [アンカー] フィールドの値を更新できます。また、ループ アクション内のアクションを使用して、文字列データ型をサポートする変数を [アンカー] フィールドで使用することもできます。

    オブジェクトのプロパティの編集

注:
  • ハイライトされたコントロールは、変数にのみ代入できます。
  • アンカーとコントロールの間に、その他のコントロールやテキストが存在しないことを確認します。