リモート エージェント v.2.1.0 の更新

新しいバージョンのリモート エージェントは、Automation 360v.27 でリリースされました。このセクションには、リモート エージェント バージョン 2.1.0 の修正が含まれます。

修正

バージョン 2.9.2 以降のレコーダー パッケージでは、Bot が数時間動作し続けた場合でも、メモリ使用量過多によるエラーが発生しなくなりました。

以前は、メモリ使用量の増加により、数時間後に Java ヒープ スペース エラーが発生し、Bot の動作が失敗になっていました。

Service Cloud ケース ID: 01911565

レコーダー パッケージ 2.8.6 以降のバージョンを使用している場合は、IE モードの Microsoft Edge で動作している Web ページで、ポップアップ ウィンドウを開くリンクをクリックしても、エラーが発生しなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 01845776、01858872、01923003

AARemoteAgent_2.0 をインストールしたとき、DLL ファイルが正しい A360 Remote Agent フォルダーにコピーされ、AARemoteAgent_2.0 が適切に実行されるようになりました。以前は AARemoteAgent_2.0 をインストールしたとき、DLL ファイルが正しくない A360 Remote Agent\Java フォルダーにコピーされました。

Service Cloud ケース ID: 01935630

レコーダー パッケージで、Manifest V3 拡張機能を用いて Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザの Web ページを自動化するために、クロスドメイン IFrame の遅延アクションによる [左クリック]、[右クリック]、および [テキストを設定] を使用できるようになりました。以前は、これらのアクションは Manifest V3 拡張機能のクロスドメイン IFrame では機能しませんでした。
レコーダー パッケージで、Manifest V3 拡張機能を用いて、JavaScript のインライン スクリプトを持つリンクおよびフォーム タグ コントロールに [クリック] アクションを使用できるようになりました。
[レコーダー] > [キャプチャ] アクションを使用して、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザ上で実行されている Citrix 仮想アプリを自動化する場合は、60 秒の遅延を追加して、Bot を実行します。このようにすると、オブジェクトが存在しない場合、Bot が、[試行時間 (秒)] フィールドで指定された時間 (60 秒) 待機してから、次のステップを実行します。