DLL パッケージの使用例
- 最終更新日2021/08/10
DLL パッケージの使用例
メッセージを生成する非常に簡単な DLL をビルドします。DLL を実行する Bot を作成します。
このトピックでは、DLL パッケージを作成する方法について説明します。Microsoft Visual Studio をお持ちでない場合は、Microsoft Visual Studio Community IDE から無償の Community バージョンをダウンロードしてください。
手順
DLL パッケージを作成します。
-
Microsoft Visual Studio で、C# を使用してファイル タイプ .dll を生成する新しいクラス ライブラリを作成します。
- [ファイル] > [新規] > [プロジェクト] の順に選択します。
- [テンプレートを検索] フィールドで dll を検索します。
- C# ライブラリ オプションを選択します。
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プロジェクトを次のように構成します。
- プロジェクト名: DemoDLL
- 場所: [任意]
- ソリューション名: DemoDLL
- [作成] をクリックします。
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次のコードをコピーして貼り付け、class 1.cs の内容を置き換えます。
using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; using System.Text; using System.Threading.Tasks; namespace DemoDLL { public class CallMe { public string ImHere() { String Reply = "You are now inside the DemoDLL, ImHere function!"; return Reply; } } }
- ソリューション エクスプローラーで Class 1.cs を右クリックして、名前を「CallMe.cs」に変更します。
- [ファイル] > [すべて保存] の順に選択します。
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[ビルド] > [ソリューションのビルド] の順に選択します。
[出力] ウィンドウに、DLL パッケージが正常に作成されたことと、新しい DemoDLL.dll パッケージのパスが表示されます。後で Bot に入力する必要があるため、パッケージの場所をメモしておきます。
DLL パッケージを実行する Bot を作成します。
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Bot を作成します。
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左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
選択可能な Bot とフォームのリストが表示されます。
- [新規作成] > [Bot] をクリックします。
- Bot の名前として「MyDLLbot」を入力します。
- フォルダーの場所として「Bots\TaskBotExample」を入力します。
- [作成と編集] をクリックします。
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左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
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変数を作成します:
sReturnedString
: 文字列型。 -
[DLL] > [開く]
アクション を使用して、DLL パッケージを読み込みます。
- [アクション] ウィンドウで、[DLL] > [開く] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
- [DLL: 開く] の [ファイルパス] フィールドで、ファイルの種類として [デスクトップ ファイル] を選択し、[参照] をクリックして DLL パッケージを検索します。[開く] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
-
[DLL] > [関数を実行]
アクション を使って、DLL パッケージを実行します。
- [DLL] > [関数を実行] アクション をダブルクリックするか、Bot の最後の行にドラッグします。
- [DLL の詳細を取得します] をクリックします。
- [デスクトップ ファイル] を選択し、[参照] をクリックします。DLL パッケージを検索し、[開く] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- DemoDLL 名前空間を展開し、CallMe 関数を選択します。メソッド ImHere を選択し、[適用] をクリックします。
- [値を変数に代入] フィールドで、[sReturnedString] を選択します。
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[メッセージ ボックス] アクション を使用して、DLL Bot から返された内容を報告します。
- [メッセージ ボックス] アクション をダブルクリックするか、Bot の最後の行にドラッグします。
- [表示するメッセージを入力] フィールドに、「From the DLL: "$sReturnedString$".」と入力します。
- [保存] をクリックします。
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[DLL] > [閉じる]
アクション を使用して、DLL セッションを終了します。
- [DLL] > [閉じる] アクション をダブルクリックするか、Bot の最後の行にドラッグします。
- [保存] をクリックします。
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[リスト] タブをクリックして、テキストのみのモードでコードを表示します。
コードは次のようになります。
Start DLL:Open "C:\myFolder\source\repos\DemoDLL\DemoDLL\bin\Debug\DemoDLL.dll for session "Default" DLL:Run function "ImHere" and store output in variable $sReturnedString$ and session "Default" MessageBox "From the DLL: "$sReturnedString$". DLL:Close session "Default" End
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Bot を実行します。
DLL パッケージは、Bot にメッセージを返します。DLL から: 「DemoDLL の ImHere 関数の処理中です。」。