大文字アクション

[大文字] アクションを使用すると、文字列 パッケージ元の文字列を大文字に変換することができます。

設定

  • [元の文字列] フィールドで元の文字列を指定します。
  • [出力を変数に代入] リストで変数を指定します。

この例では、Excel シートから従業員データを読み取り、従業員名を大文字に変換する自動化を作成します。 この アクション は、正確なデータ分析のためにデータセット全体の一貫性を確保することを可能にします。

自動化を構築する前に、次のデータを含む Excel シートを作成してください:
名前 参加日
オリビア・ホワイト 20/09/2024
リアム・ウェニントン 11/11/2024
オリバー・ライト 24/07/2024
自動化を作成し、従業員の名前の1つを大文字に変換するために次の手順を実行します。
  1. Bot を作成します。
    1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。

      使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。

    2. [Bot を作成] をクリックします。
    3. Bot の名前として次を入力します。 String_uppercase
    4. [作成と編集] をクリックします。
  2. Excel シートからデータを読み取ります。
    1. [Excel の高度な操作] > [開く] アクション の順にダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [ファイル] フィールドで、[デスクトップ ファイル] を選択します。 C:\Bot testing\Employee_data.xlsx
    3. [シートにヘッダーを含む] オプションを選択します。
    4. [Excel セッションを作成] フィールドに「デフォルト」と入力します。
    5. [Excel の高度な操作] > [行を読み取る] アクションの順にダブルクリックまたはドラッグします。
    6. セル オプション フィールドから、特定のセルからオプションを選択します。
    7. [セル アドレス] フィールドに「A2」と入力します。
    8. [セル内の表示テキストを読み取る] オプションを選択します。
    9. [セッション名] をデフォルトのままにします。
    10. [出力を変数に代入] フィールドで、出力を格納するリスト変数 ExcelRowData を選択します。
    11. [Excel の高度な操作] > [閉じる] アクション の順にダブルクリックまたはドラッグします。
    12. [セッション名] をデフォルトのままにします。
  3. Excel シートから取得した値を文字列変数に変換します。
    1. [リスト] > [アイテムを取得] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [リスト変数] フィールドに、[ExcelRowData] を入力します。
    3. [インデックス数] のフィールドに、「0」と入力します。
    4. [出力を変数に代入] フィールドで、出力を保存する文字列変数 string_output を選択します。
    5. 値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。 [表示するメッセージを入力] フィールドに、「$string_output$」と入力します。

      Bot は、Excel シートから値を取得し、次のように出力します。

      Excel シートから取得した値

  4. 取得した値を大文字に変換します。
    1. [文字列] > [大文字] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [元の文字列] フィールドに「$string_output$」と入力します。
    3. [出力を変数に代入] フィールドで、出力を格納する文字列変数 uppercase_output を選択します。
  5. 値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。 [表示するメッセージを入力] フィールドに、「$uppercase_output$」と入力します。

    Bot は、取得した値を大文字に変換し、次のように出力を表示します。

    変換された値の出力