Workday の [EIB を起動] アクション

Workday の [EIB を起動] (Enterprise インターフェース ビルダー) アクションでは、IntegrationSystemID または WorkdayID を使用して、インバウンドまたはアウトバウンドの EIB を呼び出すことができます。EIB は、Workday からデータを取得する (アウトバウンド EIB)、またはデータを Workday に取り込む (インバウンド EIB) ためのツールです。

前提条件

注: このページで提供されている例示およびグラフィックは、イメージを伝えることを目的とするにすぎず、お客様固有の事例を正確に反映していない場合があります。 当社は、そのメンテナンスや正確性について責任を負いません。

[Workday] アクションを開始する前に、認証されていることを確認してください。詳しくは、「Workday 認証アクション」をご覧ください。インバウンド EIB を起動するか、アウトバウンド EIB を起動するオプションがあります。これらのオプションのそれぞれの前提条件は、次のとおりです。

  • インバウンド Workday EIB - これを使用して、EIB テンプレートをファイル添付または Control Room からのファイル転送としてダウンロードすることで、Workday システムにデータをロードします。たとえば、従業員の詳細を含んだ従業員レコード ファイルを Workday に送信すると、新しいレコード エントリが作成されます。
    • Workday に管理者としてログインします。Workday インスタンスへのログインの詳細については、「Workday Login」を参照してください。
    • 起動する EIB を開きます。
    • EIB の統合システム ID または WID を取得するには、[アクション] > [統合 ID] > [ビュー ID] に移動します。

      Workday View 統合 ID
      統合 ID ページには、Workday ID (WID) と統合システム ID が表示されます。
    • Workday ID (WID) または統合システム ID のいずれかをコピーします。
  • アウトバウンド Workday EIB - カスタム レポートからデータをエクスポートするために使用します。さらに単純な統合には、アウトバウンド EIB を使用できます。たとえば、1 つのデータ ソース (通常はレポート) を使用しており、変換が単一のカスタム変換 (XSLT) またはカスタム レポート変換で実行できるほど単純な場合です。たとえば、サードパーティの給与システムに送信するために Workday から従業員の給与情報を抽出する場合。

手順

  1. Automation Anywhere Control Room で [アクション] ペインに移動し、[Workday] > [EIB を起動] を選択してキャンバスに配置します。

    Workday の EIB を起動
    1. [ID のタイプ] ドロップダウンから、Workday ID (WID) または統合システム ID のいずれかを選択します。
    2. [ID] フィールドに、Workday からコピーした Workday ID (WID) または統合システム ID のいずれかを貼り付けます。
    3. [統合のタイプ] を選択します。Automation 360 は、インバウンド統合とアウトバウンド統合の両方の起動をサポートしています。
    4. インバウンド統合の場合、統合テンプレートを提供する必要があります。詳細については、「Workday Launch EIB」を参照してください。アウトバウンド統合では、テンプレートが必要になりません。
    5. セッション名として [デフォルト] を入力するか、[Workday セッション] というタイプのセッションを作成します。
    6. [EIB を起動] アクションは、統合イベント ID を返します。[統合イベント ID (任意)] で定義された変数として保存できます。
    7. [EIB を起動] アクションは、統合の詳細も返します。[詳細 (任意)] で定義された変数として保存できます。
  2. Bot を実行して、EIB を起動できることを確認します。次のビデオでは、Automation Anywhere Control Room から Workday で EIB を起動しています。ビデオでは、Workday のステータスが処理中から完了に変わることがわかり、EIB が正常に起動されたことを確認できます。

    ヒント: [Workday の統合イベントの取得] アクション の統合イベント ID を使用して、統合の現在の状態を取得します。