独自の Microsoft Azure AI Document Intelligence モデルを接続する

Microsoft Azure AI Document Intelligence モデルで独自のサブスクリプションを使用することが、組織のセキュリティ プロトコルまたはデータ プライバシー ポリシーで定められている場合は、Document Automationを使用して、Microsoft Azure AI Document Intelligence アカウントに接続する必要があります。

前提条件

  • Control Room 認証トークンがあることを確認してください。「認証 API (V2)」を参照してください。
  • Azure AI Document Intelligence エンドポイント、Azure AI Document Intelligence API キー、Microsoft Azure Blob ストレージ URI があることを確認してください。
  • オンプレミスの Control Room を使用している場合は、次の API URL を信頼済みリストに追加します。
    • Azure AI Document Intelligence サービス API URL を Bot Runner 側の信頼済みリストに追加します。
    • SAS (blob) URI を Control Room 側の信頼済みリストに追加します。
    • Azure AI Document Intelligence サービス API URL を、Control Room 側の信頼済みリストに追加します。
    • https://fotts.azureedge.net/ URL (特定のドキュメント タイプのレンダリングに必要) を Control Room 側の信頼済みリストに追加します。

独自のサブスクリプションを使用して Azure AI Document Intelligence に接続するには、(このページに記載されているとおりに) API リクエストを送信する必要があります。リクエストが成功した後に、標準フォーム ドキュメント タイプのラーニングインスタンスを作成し、[参照] をクリックしてモデルを選択すると、Azure AI Document Intelligence モデルが表示されます。「Standard Forms のラーニングインスタンスの作成」を参照してください。

手順

次の API を実行して、標準フォームに Azure AI Document Intelligence モデルを接続します。

エンドポイント:

  • Cloud: PUT <Cloud Host Url>/cognitive/v3/formrecognizer/config
  • On-Premises: PUT <オンプレミス マシンの ip_address または localhost:port>/cognitive/v3/formrecognizer/config

認証: ヘッダー: X-Authorization - <Document Automation 管理者ユーザー認証トークン>

リクエスト ボディ スキーマ: application/json

{    
"formRecognizerApi": "https://<Cognitive Service Endpoint>",    
"formRecognizerKey": "<Cognitive Service apiKey>",    
"blobStorageSas": "https://<Blob storage URI>" 
}
パラメーター 形式 説明
formRecognizerApi (required) 文字列 Azure AI Document Intelligence 認知的サービス エンドポイント URL。
formRecognizerKey (required) 文字列 Azure AI Document Intelligence 認知的サービス API キー。
blobStorageSas (required) 文字列 Azure Blob ストレージ URI。

リクエストが正常に送信されると、ステータス コードが「200 OK」と表示されます。これで、標準フォーム プロバイダーを使用してラーニングインスタンスを作成するときに、Azure AI Document Intelligence モデルを選択できます。「Standard Forms のラーニングインスタンスの作成」を参照してください。