Bot での E メール アクションの使用例

この例では、E メール アクションを使用して、Outlook クライアントを使用した E メール関連の操作を実行します。

Bot を作成して次のタスクを実行できます。
  • E メールから添付ファイルの総数を取得し、結果をメッセージ ボックスに出力します。
  • 異なる件名の E メールの送信者とすべての受信者に返信を送信します。
  • 受信トレイから既読メールを削除してクリアします。

手順

  1. Bot を作成します。
    1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
      使用可能な Bots とフォームのリストが表示されます。
    2. [新規作成] > [Bot] をクリックします。
    3. Bot の名前を指定します: Email_Operation_Bot
    4. [作成と編集] をクリックします。
  2. E メール サーバーと接続を確立するには、[接続] アクション を使用します。
    1. [E メール] > [接続] アクション の順にダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [セッション名] フィールドに「EmailSession」と入力します。
    3. [Outlook] を選択して、Microsoft Outlook との接続を確立します。
    4. [Outlook のメールボックス (任意)] フィールドに「test@automationanywhere.com」と入力します。
  3. E メール内の各項目を処理するには、[ループ] アクションを使用します。
    1. [ループ] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [反復子] リストから、[メールボックス内の各 E メールに対して] オプションを選択します。
    3. [セッション名] フィールドに「EmailSession」と入力します。
    4. [取得する E メールのタイプ] フィールドから [すべて] を選択し、E メール サーバーからメールを取得します。
    5. [特定のフォルダーから (任意)] フィールドに、「Inbox/Analytics folder」と入力します。
    6. メッセージ形式として [HTML] オプションを選択します。
    7. [ローカルのタイムゾーンを使用] リストから [] を選択します。
    8. [現在の値を変数に代入 (オプション)] フィールドで、ディクショナリ変数として EmailDetails を作成します。
  4. 各メールから添付ファイルの総数を取得し、出力します。
    1. [メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします
    2. [表示するメッセージを入力] フィールドに、「$EmailDetails{emailSubject}$EmailDetails{emailNoOfAttachments}$」と入力します。
  5. [E メール] > [切断] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[セッション名] フィールドに「EmailSession」と入力します。
  6. [保存]、[実行] をクリックします。
    E メールから取得する、添付ファイルの詳細は、次のとおりです。

    E メール ディクショナリ プロパティの使用 (添付ファイルの数)

    emailSubject emailNoOfattachments
    2022 年 12 月の Google Analytics レポート 12
    2022 年 11 月の Google Analytics レポート 11
    2022 年 10 月の Google Analytics レポート 9
    2022 年 8 月の Google Analytics レポート 10
    2022 年 7 月の Google Analytics レポート 13
    2022 年 5 月の Google Analytics レポート 11
    2022 年 3 月の Google Analytics レポート 5
  7. 新しい E メール セッションを開始します。
    1. [E メール] > [接続] アクション の順にダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [セッション名] フィールドに「EmailSession1」と入力します。
    3. [Outlook] を選択して、Microsoft Outlook との接続を確立します。
    4. [Outlook のメールボックス (任意)] フィールドに「test@automationanywhere.com」と入力します。
  8. E メール内の各項目を処理するには、[ループ] アクションを使用します。
    1. [ループ] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [反復子] リストから、[メールボックス内の各 E メールに対して] オプションを選択します。
    3. [セッション名] フィールドに「EmailSession1」と入力します。
    4. [取得する E メールのタイプ] フィールドから [すべて] を選択し、E メール サーバーからメールを取得します。
    5. [特定のフォルダーから (任意)] フィールドに、「Inbox/Daily stand up meeting」と入力します。
    6. メッセージ形式として [HTML] オプションを選択します。
    7. [ローカルのタイムゾーンを使用] リストから [] を選択します。
  9. [全員に返信] アクションを使用して、E メールに返信します。
    1. 次の E メール ID を入力します。peter_wilson@example.com, john.smith@example.com, nancy.mark@example.com
      注: E メール ID の区切りにはコンマを使用します。
    2. [件名 (任意)] フィールドに「Documentation deliverables for upcoming releases」と入力します。
    3. E メール メッセージに添付ファイル (release plan.xlsx) を追加します。
    4. E メール本文として [テキスト] を選択します。
    5. [メッセージ] フィールドに、次のようにメッセージを入力します。
      Hi All,
      See the attached document outlining the release plan.
    6. [次の方法で E メールを送信] リストから [Outlook] オプションを選択します。
  10. [E メール] > [切断] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[セッション名] フィールドに「EmailSession1」と入力します。
  11. [保存]、[実行] をクリックします。
    返信は E メールの送信者とすべての受信者に送信されます。
  12. 新しい E メール セッションを開始します。
    1. [E メール] > [接続] アクション の順にダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [セッション名] フィールドに「EmailSession2」と入力します。
    3. [Outlook] を選択して、Microsoft Outlook との接続を確立します。
    4. [Outlook のメールボックス (任意)] フィールドに「test@automationanywhere.com」と入力します。
  13. [すべて削除] アクションを使用して、すべての E メールを受信トレイから削除します。
    1. [セッション名] フィールドに「EmailSession2」と入力します。
    2. [特定のフォルダーから (任意)] フィールドに、「Inbox/Backup mails」と入力します。
    3. [取得する E メールのタイプ] フィールドから [すべて] を選択し、E メール サーバーからメールを取得します。
  14. [E メール] > [切断] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[セッション名] フィールドに「EmailSession2」と入力します。
  15. [保存]、[実行] をクリックします。
    指定したフォルダーからメールが削除されます。