Task Bot パッケージからの実行 アクション は、1 つ以上の子 Bot を実行できるようにします。 このアクションを設定し、子 Bot を繰り返しまたは遅延して実行したり、値を渡したり、値を取得したりします。

このアクションは、選択したタスクを、指定した回数または時間数にわたって複数回実行します。 タスクは、ユーザーが停止を選択するまで繰り返すことができます。 出力値はディクショナリ変数に保存できます。ディクショナリの各キーは、変数名と子 Bot からの対応する値です。 または、各ディクショナリ キーを変数にマップして、対応する値を保存することもできます。

注: 依存関係を持つ Task Bot を作成する場合、親と子 Bot の両方が同じワークスペース (公開または非公開) にあることを確認します。 非公開 Bot から公開 Bot を呼び出すことはできません。 そのためには、最初に非公開ワークスペースに公開 Bot をチェックアウトするかクローンを作成してから、両方の Bot を公開ワークスペースにチェックインする必要があります。

手順

  1. アクション パレットの [タスク Bot] アクションの [実行] パッケージをダブルクリックまたはドラッグします。
  2. [実行するタスク Bot] フィールドで、子 Bot を選択します。
    注: 異なるオプションで子Botを選択すると、タスク Bot を検索ウィンドウでは、子Botとして互換性のあるBotのみを検索または閲覧できます。 例えば、親 BotmacOS と互換性がある場合、macOS 互換の Bot のみを表示および検索できます。 同様に、親Botが Windows と互換性がある場合、子Botとして Windows 互換の Bot のみを表示できます。

    Bot が選択されると、情報アイコンが Bot に関するメタ情報とサポートされている環境を表示します。

    オプション説明
    現在の TaskBot 現在の Bot を再帰的に実行します。
    Control Room ファイル
    実行する Bot を、次の手順で選択します。
    • 非公開ワークスペースからBotを選択する場合は、参照 タブをクリックします。

      選択した Bot のプライベート リポジトリでの場所も表示されます。

    • 公開ワークスペースおよび非公開ワークスペースからBotを検索する場合は、検索タブをクリックします。

      実行する Bot の名前の入力を開始すると、公開ワークスペースおよび非公開ワークスペースで使用可能な Bot の候補が提案されます。 公開ワークスペースおよび非公開ワークスペース内での選択した Bot の場所も表示されます。

    変数 以下のオプションから選択します。
    • [ファイル]: Bot を含むファイル変数を挿入します。
    • [Control Room パス]: Botを指定する文字列変数を含む「Bots」で始まる式を入力します。 たとえば、Bots/$department$/PTOReport などです。.
      注:
      • ファイル パスでは、大文字と小文字が区別されます。
      • Bot は、親 Bot と同じワークスペースに存在する必要があります。
  3. [入力値] フィールドに、子 Bot に渡す値または変数を入力します。
    注: ウィンドウ タイプの変数を親 Bot から子 Bot に渡すことができます。
    1. 入力変数を選択して、テキスト フィールドをアクティブ化します。
    2. 必要なデータ タイプの値を入力します。
      テキスト フィールドの左側にあるアイコンは、データ タイプを示します。
    多くの入力変数を持つ Bot を構成する場合、[クイック マップ] オプションを使用して、同じ名前とデータ型を持つ変数を自動的にマップします。 親 Bot に対応する変数がない変数が子 Bot に含まれている場合は、[クイック マップ] オプションによって新しい変数が作成されてマップされます。
  4. オプション: 繰り返しを選択します。
    Bot の繰り返し」を参照してください。
  5. オプション: [繰り返しの間の遅延] オプションを選択し、[] と [] フィールドに遅延時間を入力します。
  6. オプション: [エラー発生時に、この Bot の次の繰り返しまたはアクションに進む] オプションを選択します。
    別のエラー処理オプションについては、アクション エラー ハンドラー から パッケージ を使用してください。

    エラー ハンドラー パッケージ

  7. [結果を変数に保存] フィールドで、[複数の変数] または [ディクショナリ] オプションを選択します。
    オプション説明
    複数の変数 [変数マッピングを追加] をクリックして、各ディクショナリ キーを親 Bot の変数に関連付けます。

    アクションを使用しないでディクショナリ値を抽出する場合に、このオプションを使用します。

    Bot の出力を複数の変数に直接代入するには、複数の変数オプションを使用します。 このオプションを使用すると、子 Bot が返す複数の値を親 Bot のディクショナリ変数に設定できます。 変数代入コマンドを使用すると、子 Bot の複数の出力を親 Bot の個々の変数に入力する必要がなくなります。 親 ディクショナリパッケージ Bot を使用すると、親 Bot のディクショナリ変数に代入されている個々の値を抽出できます。

    たとえば、Enterprise 11 Bot を移行する場合、多くの出力変数を [実行] タスク アクション の後で個別に代入する必要があるため、Bot のサイズが大きくなります。 複数の変数オプションを使用して、[実行] タスクアクション 内で親 Botの変数を直接設定できます。

    ディクショナリ 出力変数と値をキーと値のペアで保持するディクショナリ変数を挿入または作成します。

    ディクショナリ内の各キーは、子 Bot からの変数名および対応する値です。

  8. [保存] をクリックします。

この アクション の使用例を次に示します。