アクションの条件を満たすまで待機する

特定の条件が満たされるまで Bot を待機させてから、次の アクション を実行します。

設定

[まで待つ] フィールドに、満たすべき条件を指定します。待機条件は、たとえばアプリケーションが実行中であるか、フォルダーまたはファイルが存在するか、変数が指定された値と一致するか、アプリケーション ウィンドウが存在するか、マシンまたはサーバーが実行中であるかなどに基づきます。
注:
  • Bot が UI に表示される内部エラーを検出した場合、この アクション で指定されている時間は待機しません。Bot は停止せず、次の行に進みます。
  • Bot を作成し、変数オプションを使用してウィンドウ タイトルを検索し、条件 [ウィンドウが存在する] または [ウィンドウが存在しない] を使用すると、Bot はウィンドウ タイトルの変更を検索しません。また、変数を変更した場合、ウィンドウ タイトルは識別されません。[同じタイトルのウィンドウは存在しません] または [同じタイトルのウィンドウが存在します] という条件を使用して、同じタイトルのウィンドウが存在するかどうか、または変更されたかどうかを確認できます。
[オブジェクトが存在しません] 条件を使用すると、特定のオブジェクトがウィンドウ内に存在するかどうかを確認し、オブジェクトが存在する場合は、条件の結果が偽になります。このシナリオでは、Bot は指定された条件が真になるまで待ち続けます。つまり Bot はウィンドウ内にオブジェクトが存在しなくなるまで待ち、次のアクションを実行します。
注: レコーダー条件を選択したときに [試行時間 (秒)] フィールドに入力した値は、指定した条件の待機時間ではありません。この時間は、ウィンドウからオブジェクトを検索するタイムアウトになります。たとえば、このフィールドに 15 秒という値を指定した場合、レコーダーは最大 15 秒かけて結果を [条件を満たすまで待機します] アクションに送信します。この条件とは、オブジェクトがウィンドウ内に存在するかどうかということです。

この アクション は、条件 パッケージ と同じ条件を提供します。「条件 パッケージ」をご覧ください。

グループ条件

一連のアクションを実行する前に Bot で一度に複数の条件をチェックしたい場合、[グループを追加] オプションを使用して、複数の Boolean 条件を追加するか、グループ内で [And] や [Or] オプションを使用して複数の条件を組み合わせます。

また、グループ内に追加でグループを作成することもできます。