OCR パッケージ

OCR パッケージには、画像やアプリケーションからテキストを抽出できるアクションが含まれています。

OCR パッケージでは、以下の操作を行うことができます。
  • ウィンドウまたはアプリケーションの特定の領域からテキストを抽出する。
  • ローカル マシン、Web サイト、または Control Room フォルダーに保存されている画像またはファイルからテキストを抽出する。
  • 抽出されたテキストをフィルタし、変数として格納する。
    注: テキストは、.jpeg、.jpg、.bmp、.gif、.png 形式の画像から抽出できます。

ABBYY FineReader 12.2.27.12 は A2019 とともにインストールされ、追加のセットアップは必要ありません。

OCR パッケージアクション

OCR パッケージには以下のアクションが含まれています。

アクション 説明
パスで画像をキャプチャ [パスで画像をキャプチャ] アクション の使用」を参照してください。
URL で画像をキャプチャ [URL で画像をキャプチャ] アクション の使用」を参照してください。
ウィンドウをキャプチャ OCR パッケージの [ウィンドウをキャプチャ] アクションの使用」を参照してください。
領域をキャプチャ OCR パッケージの [領域をキャプチャ] アクションの使用」を参照してください。
注:
以下は、プロファイルのロードに使用できる .ini テンプレート ファイルのサンプルです。必要に応じて、パラメーターを使用したり、その値を設定したりすることができます。また、ABBYY Fine Reader Engine でサポートされている新しいパラメーターを追加することもできます。
;Sample parameter1
[BarcodeParams]
;Parameter value
EnableAdvancedExtractionMode=True
;Sample parameter2
[ObjectsExtractionParams]
;Parameter value
DetectTextOnPictures=True
事前定義されたプロファイルの仕様の詳細については、「ABBYY プロファイル」を参照してください。

安全な記録

安全な記録モードが有効になっている場合、Bot はキャプチャ後にターゲット オブジェクトの画像を表示しません。これにより、機密データが表示されることはありません。
注: Bot はキャプチャ後にターゲット画像を表示しませんが、画像は Bot を実行するのに必要であるため、Control Room に保存されます。

安全な記録モードでタスクを記録すると、[プレビュー] ウィンドウにキャプチャされた領域の画像が一時的に表示されます。この画像は、Bot エディター ウィンドウ外に移動したり、ウィンドウを更新すると非表示になります。

管理者権限を持つユーザーは、この設定を有効にする必要があります。「構成設定」を参照してください。