Salesforce の添付ファイルのダウンロードアクション

Salesforce の [添付ファイルをダウンロード] アクションを使用すると、Salesforce のレコードからファイルをダウンロードできます。

前提条件

注: Salesforce のアクションを呼び出す前に、認証されていることを確認してください。認証の詳細については、「Salesforce の認証アクション」を参照してください。

手順

  1. [アクション] ペインから [Salesforce] > [添付ファイルをダウンロード] を選択し、キャンバスに配置します。
  2. 次のフィールドを入力します。
    Salesforce の添付ファイルのダウンロード アクション
    1. ファイルをダウンロードする [オブジェクトのレコード ID] を入力します。例: '5004W000026rD4HQAU'
    2. ファイルを保存する [保存先フォルダー] を入力します。
    3. [すべてのファイルをダウンロード/指定してフィルタリング] を次のいずれかのオプションに設定します。
      すべてのファイル: レコードからすべての添付ファイルをダウンロードします。
      ファイル名: ファイル名を入力してファイルをダウンロードします。
      ファイル拡張子: 入力した拡張子と同じ拡張子を持つファイルをすべてダウンロードします。
      コンテンツ ドキュメント ID: ファイルの特定のバージョンをダウンロードします。
    4. [デフォルト] をセッション名として入力します。
    5. 結果を変数に保存します。たとえば、ダウンロードしたファイルの詳細を変数 (例: ListResponse) に保存することができます。
  3. 確認方法としては、Bot を実行し、指定した場所にファイルがダウンロードされるかどうかを確認します。次の動画では、Salesforce からローカル システム上の場所にファイルをダウンロードする方法を紹介しています。
    注:
    • ContentDocument オブジェクトからファイルがダウンロードされます。
    • ファイル名は 50 文字の英数字に制限されており、特殊文字はダウンロード時にフィルタリングされます。ダウンロードされたファイル名には、ファイル名の前にドキュメント バージョン ID が付けられ、これによりファイル名が一意であることが保証されます。たとえば、ファイル名が TEST_a_quick_brown_fox の場合、ダウンロードされたファイル名は 0684W00000c3OXFQA2-TEST_a_quick_brown_fox になります。
    注: 出力は、ディクショナリ型のリストとして取得されます。 このリストの個々のレコード (行) を読み取るには、ループ アクションを使用してすべてのディクショナリ項目をループし、レコード (行) を個別に読み取るか抽出する必要があります。 たとえば、[複数のレコードを取得] の出力は、変数 list_of_records_any に保存されます。 変数に 5 つのレコードが含まれている場合、各レコードは Loop アクションに渡され、一度に 1 つずつ処理されます。複数のレコードを取得するループ アクション
    出力には、ドキュメント タイトル、コンテンツ ドキュメント ID、ファイル パス、ファイル拡張子、ダウンロード ステータス、ダウンロードしたファイルにエラーがある場合はエラー メッセージなどの情報が含まれます。