API タスクの実行ユーザー (apitaskrunner)

Automation Anywhere は、API タスクの実行ユーザーのコンテキストを確立するために、apitaskrunner というユーザーを作成します。

これにより、API タスクは個々のユーザー ライセンスを必要とせずにクラウド上で実行できるようになり、コストが削減されて管理が簡素化されます。apitaskrunner ユーザーには、AAE_API Task Runner ロールが関連付けられます。このロールには以下の権限が割り当てられます。

  • パッケージを表示
  • デバイスを登録
  • ユーザーおよびロールの基本情報を表示
  • マイ Bot Runner、Bot Creator、デバイス プールを表示および管理: デバイス プールの作成
  • Bots: 表示、実行、エクスポート、インポート、ラベル、チェックアウトのキャンセル
  • [Bot] タブ: Bot フォルダーですべて選択
  • デバイス: すべてのデバイスを表示およびマネージ
注: デフォルトの実行ユーザー (apitaskrunner) は、クラウド デバイス管理 (API タスク) に追加された各 API タスクに自動的に割り当てられます。デフォルト ユーザーを変更するには、割り当て済みの各デバイス セッションの右側にあるアクション メニュー (縦の 3 点リーダー) をクリックし、[実行ユーザーとして割り当てる] をクリックしてユーザーを選択します。

API タスクの資格情報 Vault の権限

資格情報を API タスク内の資格情報 Vault から確実に取得するには、API タスク割り当てテーブルで選択した実行ユーザーが、すべての資格情報属性値を表示および編集する権限が必要です。これは、Control Room 管理者が、これらの権限を API タスクに使用する特定の実行ユーザーに付与する必要があることを意味します。

API タスクを使用していない場合、apitaskrunner ユーザーを無効にすることができます。このユーザーアカウントは、API タスクをクラウドで実行するために特別に作成されたもので、個別のユーザー ライセンスは必要ありません。