ワークロード管理のオートメーションの編集

ワークロード管理 (WLM) のオートメーション (使用中のキュー) を編集し、処理時間、実行ユーザー、デバイス プールの詳細を更新することができます。

前提条件

ワークロード管理のオートメーション (使用中のキュー) の編集には、以下のロールと権限が必要です。
機能タイプ 権限
アクティビティ権限 すべての Bot とその依存関係に次の権限を与えます。
  • 進行中のアクティビティを表示
  • スケジュール設定済み Bot を表示
  • マイ Bot の実行をスケジュール
  • マイ フォルダーのすべてのスケジュール設定済みアクティビティを表示
  • マイ フォルダーのすべてのスケジュール設定済みアクティビティをマネージ
  • フォルダー レベルでのスケジュール設定権限。
注: Bot は、キューと同じ、作業項目の構造にリンクされている必要があります。
ユーザー ロール カスタム ロールには、以下が必要です。
  • 処理するキューへの [コンシューマー] アクセス権
  • キューを処理するデバイス プールへの [コンシューマー] アクセス権
  • ロールに割り当てられた [ユーザーとして実行]

[使用中] のキューの [オートメーションを表示・マネージ] オプションを選択すると、一時停止中またはアクティブなオートメーションを編集して詳細を更新することができます。

ワークロード管理のオートメーションを編集する場合:
  • [Bot と依存関係]、[キュー]、[実行履歴]、[詳細事項] は、編集できません。
  • Automation ID は変更されません。
  • 一時停止中またはアクティブなオートメーションを編集することができます。

手順

  1. Control Room に管理者としてログインします。
  2. [マネージ] > [キュー] の順に移動します。
  3. [使用中] のステータスになっているキューの横にある 3 点リーダー アイコンにカーソルを合わせるかクリックし、[オートメーションを表示・マネージ] をクリックします。
    キューの詳細が表示されます。
  4. 以下の詳細を更新するには、[編集] をクリックします。
    1. 処理時間: 選択したキューの実行時間、日数、時間枠を変更します。
      実行時間を追加するには、次の手順を実行します。
      1. [実行時間を追加] ボタンをクリックします。

        実行時間 1 セクションが表示されます。

      2. [タイム ゾーン] ドロップダウン メニューをクリックして、オートメーション実行のタイム ゾーンを指定します。
      3. [曜日] フィールドを使用して、オートメーションを実行する特定の曜日を選択します。

        たとえば、この特定のオートメーションを週の初日から 1 日おきに実行したい場合は、[月曜日]、[水曜日]、[金曜日] を選択します。

      4. [開始時刻] フィールドを使用して、オートメーションの開始時刻を入力または選択します。
      5. [終了時刻] フィールドを使用して、終了時刻を入力または選択します。
      6. 別の [開始時刻] と [終了時刻] を追加するには、[時間の追加] ボタンをクリックします。

        オートメーション実行に複数の時間を追加した場合は、[時間を削除] をクリックして追加項目を削除します。

      7. 複数の実行時間を追加した場合は、[実行時間を削除] ボタンをクリックして、特定の項目を削除します。
      8. [保存] をクリックします。
      注: [開始時刻] と [終了時刻] に重複した時間枠を選択しないように注意してください。

      たとえば、ある [開始時刻] を午後 1 時、[終了時刻] を午後 3 時とし、別の [開始時刻] を午後 2 時、[終了時刻] を午後 4 時とした場合は、エラーが表示されます。

    2. 別のユーザーとして実行: 選択したキューの Bot Runner デバイスを選択または更新します。
      注: [Bot 実行デバイスで実行する] オプションを選択した場合、すべての実行ユーザーのデフォルト デバイスを同じデバイスプール ([デバイス プール] ページで選択できるようになる) に含める必要があります。
    3. デバイス プール: 選択したキューのデバイス プールを選択または更新します。
      注:
      • ワークロード管理のオートメーションは、オートメーション キューの順序に基づいて処理されます。デバイス プールに優先順位に基づくデプロイがある場合、オートメーションは優先順位の最後に処理されます。
      • デバイス プールを変更しない限り、オートメーション キューの順序はオートメーションのデプロイに影響を与えません。
  5. [保存] をクリックします。
    既存のオートメーションは停止され、オートメーションの詳細が直ちに更新されます。
    注:
    • 既存のオートメーションを停止しても、Bot Runner にデプロイされている Bot には影響しません。
    • オートメーションを編集すると、[管理] > [監査ログ] ページに、[オートメーションを更新] イベント タイプで監査ログ エントリが記録されます。監査ログ エントリで、新旧のオートメーション値を確認することができます。
    • WLM オートメーションの実行中、Bot Runner がデフォルト (単一ユーザー) デバイスと 1 対 1 でマッピングされ、[Bot 実行デバイスで実行する] オプションが選択されて、選択されたデバイス プール内の 1 つ以上のデバイスが切断されると、Bot は展開されません。