グローバル値

グローバル値を使用すると、ユーザーは Bots 間で同一値を再利用できます。Bot ごとに新しい変数を作成する必要はありません。

AAE_admin ロールまたは [グローバル値を表示およびマネージ] 権限を持つユーザーは、テナント範囲値を使用してグローバル値を構成することができます。これにより、他の Automation 360 ユーザーが tenant scope または overwrite to user scope value をそれぞれの Bots で使用できるようになります。

データ タイプ

データ タイプ 説明
日時 単一の日付と時間の値を含む値を格納します。
数字 数値 (整数および小数) を格納します。小数点以下 15 桁まで格納できます。
文字列 英数字と文字の値を格納します。
Boolean ブール値を True または False として格納します。デフォルト値は False です。
注: [グローバル値] ページの [詳細を表示] をクリックしても、Boolean に関連する値や入力が表示されません。
ユーザー グループ エンティティ (ロールまたはチーム) を使って、ユーザー グループの値を格納します。

グローバル値の操作

注: 作成できるパブリック グローバル値の最大数は 150 です。

ユーザーは以下のタスクを実行できます。

  • 管理者としてグローバル値を作成する

    グローバル値の作成

  • 管理者以外のユーザーとしてデフォルト値を更新する

    デフォルト値の上書き

  • グローバル値の検索と削除

    AAE_Admin ロールを持つユーザーは、値の右側にある縦の 3 点リーダーの上にカーソルを合わせ、[削除] アイコンをクリックして、グローバル値を削除することができます。グローバル値が削除されると、そのグローバル値に上書きされた値も削除されます。特定のグローバル値を削除または検索するには、値の正確な名前を検索する必要があります。たとえば、データベース内のグローバル値の名前が globalvalue_001 の場合、globalvalue-001 を検索してもグローバル値は見つかりません。

  • グローバル値を Bots に挿入する

    ユーザー作成変数を受け入れるすべてのアクション フィールドは、グローバル値を受け入れます。F2 キーを押すか、フィールドの左側にある [値を挿入] アイコンをクリックして、グローバル値をアクション フィールドに挿入します。