グローバル値を使用すると、ユーザーは bots 間で同一値を再利用できます。bot ごとに新しい変数を作成する必要はありません。

AAE_admin ロールまたは [グローバル値を表示およびマネージ] 権限を持つユーザーは、テナント範囲値を使用してグローバル値を構成することができます。 これにより、他の Automation 360 ユーザーが tenant scope または overwrite to user scope value をそれぞれの bots で使用できるようになります。
注: Automation 360 は、すべての権限をデフォルトでなく、編集可能にすることでカスタムロールの作成をサポートします。 ただし、バージョン v30 より前のリリースでは、AAE_Admin のようなシステム作成ロールが必須です。 詳細については、[システムによって作成されるロール]を参照してください。

データ タイプ

データタイプ 説明
日時 単一の日付と時間の値を含む値を格納します。
数字 数値 (整数および小数) を格納します。 小数点以下 15 桁まで格納できます。
文字列 英数字と文字の値を格納します。
Boolean ブール値を True または False として格納します。デフォルト値は False です。
注: [グローバル値] ページの [詳細を表示] をクリックしても、Boolean に関連する値や入力が表示されません。
ユーザー グループ エンティティ (ロールまたはチーム) を使って、ユーザー グループの値を格納します。

グローバル値の操作

注: 作成できるパブリック グローバル値の最大数は 150 です。

ユーザーは以下のタスクを実行できます。

  • 管理者としてグローバル値を作成する

    グローバル値の作成

  • 管理者以外のユーザーとしてデフォルト値を更新する

    デフォルト値の上書き

  • グローバル値の検索と削除

    AAE_Admin ロールを持つユーザーは、値の右側にある縦の 3 点リーダーの上にカーソルを合わせ、[削除] アイコンをクリックして、グローバル値を削除することができます。 グローバル値が削除されると、そのグローバル値に上書きされた値も削除されます。 特定のグローバル値を削除または検索するには、値の正確な名前を検索する必要があります。 たとえば、データベース内のグローバル値の名前が globalvalue_001 の場合、globalvalue-001 を検索してもグローバル値は見つかりません。

  • グローバル値を bots に挿入する

    ユーザー作成変数を受け入れるすべてのaction フィールドは、グローバル値を受け入れます。 F2 キーを押すか、actionフィールドの左側にある 値を挿入 アイコンをクリックして、グローバル値を フィールドに挿入します。