FTP/SFTP パッケージ
- 最終更新日2023/02/08
FTP/SFTP パッケージ
FTP/SFTP の操作を自動化するには、FTP/SFTP パッケージ を使用します。
- 次は FTP サーバーの認証方式です。
- ユーザー資格情報: FTP ユーザー名とパスワードが必要です。
- 匿名: この形式の認証は、ファイルがパブリック アクセスで利用でき、ユーザーがサーバーに対して自分自身を識別する必要がないサイトで有効になります。
- キーベース: SFTP 認証は通常、プライベート キーとパブリック キーを使用して行われます。キー ペアは、コンピューターによって自動的に生成されます。プライベート キーは、SFTP Client で保持され、対応するパブリック キーは SFTP サーバーで保持されます。接続を確立する場合、Client は、サーバー上の対応するパブリック キーと一致するプライベート キーを共有します。
- FTP は、アクティブまたはパッシブ転送モードで実行できます。
- アクティブ モードでは、Client はリスニングに使用されるポートをサーバーに通知し、サーバーからの着信データ接続のリスニングを開始します。
- パッシブ モードでは、Client はサーバーからサーバー IP アドレスとサーバー ポート番号を受け取ります。Client は、受信したサーバーの IP アドレスとサーバーのポート番号へのデータ接続を開きます。ファイアウォールの設定の変更が少ないまたは不要であるという理由から、ほとんどの組織はこのパッシブ モードを好みます。
- FTP は、バイナリと ASCII のファイル転送タイプをサポートしています。
- 実行可能ファイルを転送する場合は、バイナリ オプションを使用します。
- テキスト ファイルを転送する場合は、ASCII オプションを使用します。
開始前
FTP/SFTP パッケージ 内で次の アクション を実行します。
- [接続] アクション を使用して、FTP/SFTP サーバーと接続を確立します。接続を確立するときは、FTP/SFTP サーバーの詳細をセッション名に関連付けます。対応するすべての アクション に、このセッション名を使用します。
- FTP/SFTP アクション を使用してタスクを自動化します。アクション を使用すると、次のタスクを実行できます。
- ファイルのアップロード、ダウンロード、削除、または名前の変更
- フォルダーのアップロード、ダウンロード、作成、または削除
- 親フォルダーまたは特定のフォルダーに移動します。
- FTP/SFTP 関連のタスクを自動化した後、[接続解除] アクション を使用してサーバーへの接続を終了します。
注: SSH1 プロトコルを使用した SFTP は SFTP ではサポートされなくなりました。
FTP/SFTP パッケージのアクション
FTP/SFTP パッケージには以下のアクションが含まれています。
注: フォルダー名やファイル名でのセミコロン (;) の使用については、以下のガイドラインに従ってください。
- フォルダー名にセミコロン (;) を使用することで、次のアクションを実行できます。[削除] または [作成] フォルダー
- 次のような他のアクションについては、フォルダー名やファイル名にセミコロン (;) を使用しないでください。[フォルダーを変更]、[ファイルを削除]、[ファイルを取得]、[フォルダーを取得]、[ファイルを投入]、[フォルダーを投入]、および [ファイル名を変更]
アクション | 説明 |
---|---|
フォルダーを変更 | 「[フォルダーを変更] アクション」を参照してください。 |
接続 | 「アクションを接続」を参照してください。 |
フォルダーを作成 | 「[フォルダーを作成] アクション」を参照してください。 |
フォルダーを削除 | 「[フォルダーを削除] アクション」を参照してください。 |
ファイルを削除 | 「[ファイルを削除] アクション」を参照してください。 |
接続解除 | 「[接続解除] アクションの新しいオプション」を参照してください。 |
フォルダーを取得 | 「[フォルダーを取得] アクション」を参照してください。 |
ファイルを取得 | 「[ファイルを取得] アクション」を参照してください。 |
フォルダーを投入 | 「[フォルダーを投入] アクション」を参照してください。 |
ファイルを投入 | 「[ファイルを投入] アクション」を参照してください。 |
ファイル名を変更 | 「[ファイル名を変更] アクション」を参照してください。 |