FTP / SFTP package
FTP / SFTP の操作を自動化するには、FTP / SFTP packageを使用します。
- 以下は FTP サーバーの認証方式です。
- ユーザー資格情報 FTP ユーザー名とパスワードが必要です。
- 匿名: この形式の認証は、ファイルがパブリック アクセスで利用でき、ユーザーがサーバーに対して自分自身を識別する必要がないサイトで有効になります。
- キーベース: SFTP 認証は通常、秘密キーと公開キーを使用して行われます。キー ペアは、コンピューターによって自動的に生成されます。秘密キーは、SFTP Client で保持され、対応する公開キーは SFTP サーバーで保持されます。接続を確立する場合、Client は、サーバー上の対応する公開キーと一致する秘密キーを共有します。
- FTPは、アクティブまたはパッシブ転送モードで実行できます。
- アクティブ モードでは、Client はリスニングに使用されるポートをサーバーに通知し、サーバーからの着信データ接続のリスニングを開始します。
- パッシブ モードでは、Client はサーバーからサーバー IP アドレスとサーバー ポート番号を受け取ります。クライアントは、受信したサーバーの IP アドレスとサーバーのポート番号へのデータ接続を開きます。ファイアウォールの設定の変更が少ないまたは不要であるという理由から、ほとんどの組織はこのパッシブ モードを好みます。
- FTP は、バイナリと ASCII のファイル転送タイプをサポートしています。
- 実行可能ファイルを転送する場合は、バイナリ オプションを使用します。
- テキスト ファイルを転送する場合は、ASCII オプションを使用します。
開始前
FTP / SFTP package 内で以下のactionsを実行します。
- [接続] actionを使用して、FTP/SFTP サーバーと接続を確立します。接続を確立するときは、FTP/SFTP サーバーの詳細をセッション名に関連付けます。対応するすべてのactionsに、このセッション名を使用します。
- FTP/SFTP actionsを使用してタスクを自動化します。actionsを使用すると、以下のタスクを実行できます。
- ファイルのアップロード、ダウンロード、削除、または名前の変更
- フォルダーのアップロード、ダウンロード、作成、または削除
- 親フォルダーまたは特定のフォルダーに移動します。
- FTP / SFTP 関連のタスクを自動化した後、[接続解除] actionを使用してサーバーへの接続を終了します。
注: SSH1 プロトコルを使用した SFTP は SFTP ではサポートされなくなりました。
[FTP / SFTP] package内のActions
[FTP / SFTP] package には以下のactionsが含まれます。
Action | 説明 |
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フォルダーを変更 | 親フォルダーまたは FTP/SFTP サーバー上の別のフォルダーに移動します。
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接続 | 「FTP/SFTP での [接続] action の使用」をご覧ください。 |
フォルダーを作成 | FTP/SFTP サーバー上の既存のフォルダー内にフォルダーを作成します。
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ファイルを削除 | FTP/SFTP フォルダーからファイルを削除します。
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フォルダーを削除 | FTP/SFTP サーバーからフォルダー (サブフォルダーとファイルすべてを含む) を削除します。
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接続解除 | FTP/SFTP サーバーとの接続を終了します。 セッション名を入力します。[接続] actionを使用して FTP/SFTP サーバーと接続を確立するときに入力したセッション名を使用します。 |
ファイルを取得 | リモートの FTP/SFTP フォルダーからクライアント マシン上の特定のフォルダーにファイルをダウンロードします。
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フォルダーを取得 | FTP/SFTP サーバーからクライアント マシンにフォルダーをダウンロードします。
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ファイルを投入 | Client マシンから FTP/SFTP サーバーに 1 つまたは複数のファイルをアップロードします。
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フォルダーを投入 | クライアント マシンから FTP/SFTP サーバーにフォルダーをアップロードします。
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ファイル名を変更 | FTP/SFTP フォルダー内にあるファイルの名前を変更します。
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