ポップアップ処理の設定

想定外のポップアップを Automation 360 で管理または処理して、Bot 実行時に中断されることなく完了することができます。

ポップアップが検出されると、システムは対象のアプリケーション ウィンドウを他のすべてのウィンドウの最上位に設定しようとします。ポップアップ ウィンドウが消えない場合は、最小化され、オートメーションが試みられます。しかし、システムがポップアップ ウィンドウを最小化できない場合、オートメーションは失敗する可能性があります。

注: Automation 360 v.31 以降は、[ポップアップ処理] がクラウドオンプレミスのユーザーに対してデフォルトで利用できるようになりました。

ユーザーが Bot をデプロイしながら、ポップアップ処理方法をカスタマイズできるようにするシナリオを考えてみましょう。

手順

  1. 管理者ユーザーとして Control Room にログインします。
  2. [管理] > [設定] をクリックします。
    [設定] 画面が表示されます。
  3. [Bot] をクリックします。
  4. [回復性の設定] の設定で、[編集] をクリックします。
  5. [想定外のポップアップを無視] チェックボックスをオフにします。
    [想定外のポップアップを無視] は、Bot の実行中に発生する想定外のポップアップが確実に処理されるように、デフォルトで有効になっています。これにより、Bot の実行が中断されたり遅延したりすることがなくなります。
    このオプションを無効にしていて Bot の実行中に想定外のポップアップが発生した場合は、オートメーションが中断したり影響を受けたりする可能性があります。ただし、このオプションは、デプロイ画面の [回復性の設定] タブで特定の Bot に対して無効にすることもできます ([Bot をすぐに実行]、[Bot をスケジュール設定]、[キューを使用して Bot を実行])。
  6. [変更を保存] をクリックします。