bot の実行に関する考慮事項
- 最終更新日2023/07/20
bot の実行に関する考慮事項
bot の実行時には、特定の考慮事項に留意する必要があります。
- Bot Creator は、bot をデバイスにデプロイしたり、RDP 接続を介してリモート マシンで bot を実行したりできます。
- Bot Creator として bots をローカル マシンで実行する場合は、デバイスのログイン資格情報にユーザー名のみを入力します。パスワードは必要ありません。ユーザー名は、ローカル デバイスにログインしたユーザーと同じユーザーが bot をデプロイしていることを確認するために必要です。Google Chrome プラグインを使用してローカル マシンで bots を実行する場合もユーザー名が必要です。
- Bot Runner は、自分で bot をデプロイするか、管理者によって割り当てられた実行ユーザーを選択することができます。bot は、デバイスから実行するか、デバイス プールのデバイスのリストから選択することができます。デフォルト デバイスの上書きを選択した場合、bot は、各実行ユーザーに対して、デバイス プール内の利用可能な任意のデバイスで実行されます。
- ローカル デバイスにパッケージをプリロードして、bot の実行時間を短縮することができます。
デバイスごとに実行できる bot は、一度に 1 つのみです。bot がデバイス上ですでに実行されている場合、同じデバイスに別の bot をデプロイすることはできません。
デバイスで bot が実行されているときに、同じデバイス上で別の bot をデプロイしようとすると、2 番目の bot はそのタイプに応じてキューに入ります。現在実行中の bot のデプロイが完了すると、キューに入れられた bot は自動的に同じデバイスにデプロイされます。
- Bot editor から bot を実行している場合は、Control Room Web ブラウザを閉じると bot の実行が停止します。
- 実行ユーザーとは、スケジューラーがデバイスで bot を実行するために選択できる、一連の Unattended Bot Runner ユーザーです。実行ユーザーは、デバイス プールから使用可能なデバイスを選択して bot を実行できます。
- Bot Runner ユーザーに対して bots がキューに登録済みである場合、優先度の高い bots が優先度の低い bots よりも先にデプロイされます。ただし、優先度の低い bot がすでに実行中の場合は、優先順位の高い bots は、優先度の低い bot の実行が完了した後でデプロイされます。
- [Bot をすぐに実行] オプションを使用して bot デプロイを作成すると、bot は実行のためにキューに登録されます。実行のためにキューに登録されている状態またはアクティブな状態の bot を削除した場合、その bot に対するエラーが ページに表示されます。
- Attended Bot Runner、Bot Creator、およびCitizen Developer ユーザーは、Bot editorの [Bot をすぐに実行] オプションまたは F5 ショートカット キーのいずれかを使用して、bots を実行できます。ただし、Unattended Bot Runner ユーザーは、[Bot をすぐに実行] オプションを使用する方法でのみ Bot を実行できます。
以下の表は、実行ユーザーの Bot 実行デバイスに対してデバイス プールを選択する必要があるさまざまなシナリオを示したものです。
オプション | シナリオ | デバイス プール | デフォルト デバイス | 結果 |
---|---|---|---|---|
bot をすぐに実行 | ユーザーが他のデバイスにログインできない場合の情報セキュリティ対応 | いいえ | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。 |
ユーザーに対してアクセスが制限された特殊なアプリケーション | いいえ | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。 | |
bot をスケジュール設定 | [Bot 実行デバイスを上書き] オプションが選択されている | はい | はい | Bot は、デバイス プール内の選択可能なデバイスにデプロイされます。 |
[Bot 実行デバイスを上書き] オプションが選択されていない | はい | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。デフォルト デバイスが使用できない場合、bot は、デバイス プール内の選択可能なデバイスにデプロイされます。 | |
ユーザーが他のデバイスにログインできない場合の情報セキュリティ対応 | いいえ | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。 | |
ユーザーに対してアクセスが制限された特殊なアプリケーション | いいえ | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。 | |
WLM (キューを使用して bot を実行) | [Bot 実行デバイスで実行する] オプションが選択されている | はい | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。 |
[Bot 実行デバイスで実行する] オプションが選択されていない | はい | はい | Bot は、ユーザーのデフォルト デバイスにデプロイされます。デフォルト デバイスが使用できない場合、bot は、デバイス プール内の選択可能なデバイスにデプロイされます。 | |
Web 上の Automation Co-Pilot | デバイス プールが割り当てられた実行ユーザー | はい | いいえ | Bot は、デバイス プール内の選択可能なデバイスにデプロイされます。 |