IQ Bot Extraction パッケージ
- 最終更新日2023/01/31
IQ Bot Extraction パッケージ
値を自動的に抽出する機能により、請求書からのコンテンツ抽出が強化されます。
ラーニング インスタンスは、コンテンツ抽出のためのサンプル ドキュメントのトレーニングを可能にする IQ Bot 環境です。ラーニング インスタンスを常に改良することで、本番環境全体にラーニング インスタンスを配置する前に、コンテンツ抽出精度を高めることができます。
IQ Bot Extraction パッケージは、ラーニング インスタンス (新規または既存) と事前トレーニング済みの機械学習モデルを組み合わせて、コンテンツを自動的に抽出します。事前トレーニング済みの機械学習モデルは、データ ポイントを使用して、サポートされているドキュメント タイプからコンテンツを抽出します。既存のラーニング インスタンスに追加のトレーニングを提供することで、他のドキュメント タイプからもコンテンツを抽出できます。
次の図は、IQ Bot Extraction パッケージ のワークフローを示しています。
アーキテクチャの概要、デザイン、およびフォルダー構造の詳細については、カスタマー サクセス マネージャー (CSM) またはパートナー イネーブルメント マネージャー (PEM) にお問い合わせください。
IQ Bot Extraction パッケージでは、以下の抽出方法が可能になります。
最小限のトレーニングでのコンテンツ抽出
さまざまな請求書から販売データを抽出するシナリオを考えてみましょう。データの抽出に使用する事前トレーニング済みのドメインまたはドキュメント タイプを選択して、ラーニング インスタンスを作成します。このシナリオでは、ドキュメント タイプを請求書として選択できます。このドキュメント タイプでは、コンテンツ抽出用の一連のプリセット フィールドが提供されます。参照用として、サンプルの請求書ドキュメントを必ずアップロードします。ラーニング インスタンス グループの追加トレーニングは必要ありません。IQ Bot Extraction パッケージを使用して、このラーニング インスタンスを Bot にリンクします。この Bot を実行すると、さまざまな請求書のプリセット フィールドに基づいて販売データを取得できます。
追加トレーニングによる抽出の強化
IQ Bot Extraction パッケージは、バックエンドのエンジンと IQ Bot サーバーを組み合わせて使用し、ドキュメント抽出を強化します。既存のラーニング インスタンスを使用して、利用可能なすべてのドキュメント グループ用に追加のトレーニングを提供できます。ラーニング インスタンス グループのさまざまなフィールドと検証設定をカスタマイズすることで、このパッケージ コンテンツ抽出を他のドキュメント タイプに使用できます。
- Automation Anywhere サポート サイトからパッケージをダウンロードします。パッケージは、IQ Bot Installation Setup フォルダーにある .jar ファイルです。
- パッケージを Control Room にアップロードします。
開始前
- サポートされている OCR を使用してラーニングインスタンスを作成します。
- 一般的なレイアウトのドキュメントを選択します。
事前設定されたモデルには、論理グループが含まれています。エラーのあるドキュメントが Success フォルダーに入らないように、デフォルトの検証ルールのために既存のグループを選択することが重要です。
-
Bot エージェント のバージョンが、前 2 つのバージョンより古くないことを確認してください。
たとえば、Automation 360 v.23 ビルド 11513 (オンプレミス) にアップグレードする場合、Bot エージェント のバージョンが 21.82.10342 よりも古くないことを確認します。
「Bot エージェントの互換性」を参照してください。
IQ Bot Extraction パッケージのアクション
IQ Bot Extraction パッケージを使用する方法については、次のビデオをご覧ください: