IQ Bot のユーザー ペルソナとロール

IQ Bot に関与するユーザーと、関連するロールおよびライセンスについて説明します。IQ Bot のユーザーとロールは、Control Room で定義します。

IQ Bot のユーザー ペルソナ

ペルソナとは、ユーザーが実行するタスクのタイプと、ユーザーが操作する製品エリアのことです。各ユーザーが IQ Bot にどのように関与するかの詳細については、「IQ Bot プロセスの概要」を参照してください。

ユーザー タイプ 説明 ロール、権限、ライセンス 製品エリアへのアクセス 関連リンク
Bot ビルダー 分類子のトレーニングやドキュメントの前処理などの IQ Bot 機能をサポートする RPA Bot をビルドする Bot 開発者ロール + Bot Creator ライセンス Automation 360 Automation 360 IQ Bot
データ エンジニア ラーニングインスタンスを作成して、Bot をトレーニングし、Bot を本番環境に送る IQ Bot 管理者または IQ Bot サービス ロール Automation 360 IQ Bot の以下のタブ
  • ダッシュボード
  • ラーニングインスタンス
  • Bot
  • ドメイン
  • 管理 (IQ Bot 管理者のみ)
[Automation 360 IQ Bot] オンプレミスの使用

[Automation 360 IQ Bot] クラウドの使用

管理者 カスタム ドメインをアップロードし、IQ Bot 環境間でラーニングインスタンスを移行する 移行ユーティリティ権限を持つ IQ Bot 管理者ロールまたはカスタム ロール Automation 360 IQ Bot の以下のタブ
  • ダッシュボード
  • ラーニングインスタンス
  • Bot
  • ドメイン
  • 管理
IQ Bot のカスタム ドメイン

ラーニングインスタンスの移行

疑似ユーザー RPA Bot を実行し、IQ Bot でドキュメントのアップロード、前処理、分類、データ抽出を行う Unattended Bot Runner ライセンス + ラーニングインスタンスの表示権限 Automation 360IQ Bot
検証ツール IQ Bot が処理できなかったドキュメントのフィールドを手動で修正する Validator ロール 権限が付与されたラーニングインスタンスのみ IQ Bot 検証ツール の使用

IQ Bot 個のロール

ロールによって、アクセスできる IQ Bot のエリアが決まります。ロールは、Control Room で割り当てられ、定義済みシステム ロールとカスタム ロールの 2 タイプあります。ユーザー タイプが管理者の場合、カスタム ロールを作成することができます。
  • システム ロール: これらのロールは組み込まれていて、カスタマイズできない事前定義された一連の権限が含まれています。
  • カスタム ロール: これらのロールは、カスタマイズおよび変更して、IQ Bot ユーザーに詳細な権限を与えることができます。管理者は、組織のすべてのリソースを管理する組織全体の権限と、部署レベルのリソースに限定されるより狭い権限によって、ロールの範囲を構成することができます。詳細については、「IQ Bot 用カスタム ロールの定義」を参照してください。
次の表では、各システム ロールに適用される権限とアクセス エリアについて説明します。
システム ロール IQ Bot の権限 アクセスできるタブ
AAE_IQ Bot Admin IQ Bot のすべての機能にアクセスし、環境間でラーニングインスタンスを移行できる
  • ダッシュボード
  • ラーニングインスタンス
  • Bot
  • ドメイン
  • 管理移行ユーティリティ
AAE_IQ Bot Services ラーニングインスタンスに関連するすべての権限
  • ダッシュボード
  • ラーニングインスタンス
  • Bot
AAE_IQ Bot Validator 与えられたラーニングインスタンス用に 検証ツール を起動できる ラーニングインスタンス