Microsoft 365 Outlook パッケージの更新

新機能や強化された機能、修正や制限など、Microsoft 365 Outlook パッケージのリリース バージョンの更新を確認します。このページには、各バージョンのリリース日、互換性のある Control Room および Bot エージェントのバージョンも表示されます。

バージョンの概要

次の表では、Automation 360 のリリースに伴いリリースされた、またはパッケージのみのリリースとしてリリースされた Microsoft 365 Outlook パッケージのバージョンをリストで示しています (リリース日の降順)。バージョン リンクをクリックすると、当該パッケージ バージョンの更新に関する情報が表示されます。
バージョン リリース日 リリース タイプ Bot エージェント バージョン Control Room ビルド
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2024 年 6 月 17 日 Automation 360 v.33 (Sandbox) リリースに伴う 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2024 年 3 月 21 日 Automation 360 v.32 (Sandbox) リリースに伴う 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2024 年 1 月 17 日 パッケージのみ: Automation 360 v.31 リリース後 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2023 年 12 月 6 日 Automation 360 v.31 (Sandbox) リリースに伴う 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2023 年 9 月 21 日 パッケージのみ: Automation 360 v.30 (Sandbox) リリース後 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2023 年 9 月 6 日 Automation 360 v.30 (Sandbox) リリースに伴う 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2023 年 7 月 17 日 パッケージのみ: Automation 360 v.29 リリース後 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
Microsoft 365 Outlook パッケージの更新 2023 年 6 月 6 日 Automation 360 v.29 (Sandbox) リリースに伴う 21.210 またはそれ以降 13980 またはそれ以降
注:
  • 個々のパッケージ (パッケージのみが必要な Automation 360 リリースで更新済み) をダウンロードするには、この URL を使用してください。

    https://aai-artifacts.my.automationanywhere.digital/packages/<package-file-name>-<version.number>.jar

  • Microsoft 365 Outlook パッケージの場合、命名規則は次のようになります。bot-command-ms365outlook-<version.number>.jar

    たとえば、bot-command-ms365outlook-1.4.6.jar です。

パッケージをダウンロードし、手動で Control Room に追加する手順の詳細については、「Control Room に パッケージ を追加」を参照してください。

1.5.0

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
最新情報
証明書ベースの認証のサポート (Service Cloud ケース ID: 01958320)

Microsoft 365 Outlook パッケージが更新され、証明書ベースの認証をサポートする一元管理される OAuth 2.0 トークンが使用されるようになりました

OAuth のプライベート キー JWT のサポート

修正
セキュリティ上の脆弱性の問題を修正。詳細については、リリースのダウンロード リンクをクリックし、A-People Downloads page (Login required)のセキュリティとコンプライアンスに関するレポートをご覧ください。

1.4.8

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
修正
Microsoft 365 Outlook パッケージで、[接続] アクションを使用して、Bot をビルドする場合、[クライアント ID]、[テナント ID]、[ユーザー名] または [クライアント シークレット] の各フィールドに無効なデータが入力されると、アラートが表示されるようになりました。

Service Cloud ケース ID: 02094733

1.4.6

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
最新情報
NTLM プロキシ認証のサポート (Service Cloud ケース ID: 01952821)

Microsoft 365 Outlook パッケージは、Exchange Online と接続可能なプロキシ サーバー用の NTLM 認証をサポートするようになりました。

たとえば、組織のネットワーク ポリシーが認証されたプロキシを経由して外部トラフィックをルーティングする場合、NTLM 認証を必要とするプロキシ サーバーを経由して Exchange Online に接続することで、Microsoft 365 Outlook のメールボックスを自動化できるようになりました。

修正
同じ Bot 内で E メールMicrosoft 365 Outlook パッケージからアクションを使用した場合、エラーが表示されなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 02003465

1.3.0

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
最新情報

パッケージの内部更新

API タスクに対応するための小規模な更新。

共有メールボックスのサポート

Microsoft 365 Outlook パッケージにより、共有メールボックスのオートメーション化がサポートされるようになりました。

Microsoft 365 Outlook パッケージ

Control Room マネージド OAuth2 認証のサポート

Microsoft 365 Outlook パッケージが強化され、[接続] アクションControl Room マネージド オプションで、より安全な OAuth2 認証をサポートできるようになりました。このオプションを使用することにより、組織のセキュリティ標準に準拠しながら、Unattended モードで Microsoft 365 Outlook アプリケーションを自動化できるようになりました。

Using Connect アクション in Microsoft 365 Outlook パッケージ

1.2.3

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
修正

[接続] アクションを使用して Microsoft 365 Outlook 関連タスクを自動化する際に、ユーザー プロファイルの読み取り権限が不要になったため、接続の問題が発生しなくなりました。

Service Cloud ケース ID: 01981156、01991340、01994570

1.1.5

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
変更内容

Bot 開発者向けヘルプ センター

  • ヘルプ センター: Bot 開発者がオートメーションを構築する際、アクションパッケージのコンテキスト情報を取得するためのアプリ内ヘルプを追加しました。

    製品内ユーザー アシスタンス

  • アクションの直感的なアイコンをパッケージに追加しました。

1.1.4

  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
最新情報

Microsoft 365 Outlook パッケージの [接続] アクションがグローバルセッション変数に対応し、親子 Bot 間で同じセッションを共有できるようになりました。

Using Connect アクション in Microsoft 365 Outlook パッケージ

1.0.1

注: この パッケージ は v.29 の新機能で、Graph API をベースにしています。Microsoft は Exchange Online の EWS API を非推奨とし、Graph API への移行をユーザーに推奨しています。「Upcoming API Deprecations in Exchange Web Services for Exchange Online」を参照してください。
注: Graph API を統合するには、管理者がアクセス権を付与する必要があります。これにより、アプリケーションのアクセス ポリシーを設定し、アプリケーションの許可範囲を制限することができます。「アプリケーション アクセス ポリシーを設定する」を参照してください。
  • 互換性のある Bot エージェント バージョン: 21.210 またはそれ以降
  • 互換性のある Control Room バージョン: 13980 またはそれ以降
最新情報

Microsoft 365 Outlook パッケージ (Graph API ベース) を使用して、E メールやフォルダーの送信、受信、および変更、E メール メッセージからの添付ファイルの保存など、Microsoft 365 Outlookでの E メール関連のタスクを自動化します。

Microsoft 365 Outlook パッケージ

制限事項

Microsoft Outlook 関連のタスクを自動化するために Microsoft 365 Outlook パッケージ内の [接続] アクションを使用した場合、Bot が断続的に失敗することがあります。

Service Cloud ケース ID: 01981156、01991340、01994570