スタート ガイド
- 最終更新日2025/06/24
ServiceNow ウェブトリガーは ServiceNow インスタンス上のイベントを監視するように設定されています。
概要
ServiceNow ウェブトリガーは ServiceNow インスタンス内の特定のイベントを監視します。 監視対象インスタンスでイベントが発生すると、トリガーが設定された自動化ワークフローを開始します。
ServiceNow のウェブトリガーは、OAuth を使用して ServiceNow インスタンスへの接続を認証します。 接続の詳細については、OAuth 接続を作成するをご覧ください。OAuth
注:
ServiceNow ウェブトリガーは OAuth 接続のためにオフライン アクセスの認証やトークン スコープを必要としません。
ServiceNow インスタンスのイベントテーブルフィルター(フィルター条件(任意))および ServiceNow ユーザーロール(ロール別フィルター条件(任意))を、購読イベントのフィルターとして使用できます。 これらのサーバー側のフィルターを使用すると、オートメーション内で別のフィルターを定義することなく、ServiceNow オプションを再利用できます。 フィルターは、関連する受信データのみを処理し、システムの負荷を軽減します。
サポートされているイベント
ServiceNow のウェブトリガーは、以下のイベントをサポートしています。
イベント | 説明 |
---|---|
新しいレコードが挿入されるとき | ServiceNow インスタンスの監視対象イベントテーブルで新しいレコードが作成されたとき。 |
既存のレコードが更新されるとき | ServiceNow インスタンスの監視対象イベントテーブルで既存のレコードが更新されたとき。 |
既存のレコードが削除されるとき | ServiceNow インスタンスの監視対象イベントテーブルで既存のレコードが削除されたとき。 |
既存のレコードが照会されるとき | ServiceNow インスタンスの監視対象イベントテーブル内の既存レコードに対して検索クエリが行われたとき。 |
前提条件
次の前提条件が満たされていることを確認してください。
- Bot Creator または 市民開発者 のライセンス。
- [イベント トリガー] および [マイ Bot を表示] 権限。
- チェックイン および チェックアウト 権限が自動化が存在するフォルダーに必要です。
- アクティブな OAuth 接続が ServiceNow インスタンスのために必要です。
設定
ServiceNow のウェブトリガーには、次の設定があります。
- ServiceNow URL
- ServiceNow インスタンスの URL を入力します。
- イベント タイプ (テーブル)
- トリガーが監視する必要があるテーブルの名前を入力してください。
- イベントをリッスンする
- トリガーが監視すべきイベントを1つ以上選択してください。
- フィルター基準
-
フィルター条件 オプションを使用すると、ServiceNow インスタンスで作成されたフィルターを再利用して、イベントテーブル内のエントリをソートおよび表示するためのイベントフィルターとして使用できます。 フィルター基準を満たすイベントのみがトリガーのフィルターとして使用されます。
ServiceNowの任意のイベントテーブルに表示されているフィルターを右クリックし、次にクエリをコピーをクリックしてフィルターをコピーします。 コピーしたフィルターを フィルター条件 フィールドに貼り付けて、トリガー条件として使用します。
- 役割による絞り込み条件
- ロールによるフィルター条件 オプションを使用すると、ServiceNow インスタンスで利用可能なロールをトリガー条件として使用できます。 このオプションを使用すると、特定の役割を持つユーザーが作成、変更、または削除したイベントをフィルタリングできます。
- Control Room OAuth 接続
- 選択 オプションを使用し、OAuth接続を選択 モーダルの指示に従って、ServiceNow インスタンス用に設定された OAuth 接続を選択してください。
- レスポンス
- トリガー応答データを保存するには、レスポンス オプションを使用してください。 既存の変数を選択するか、新しい変数を作成できます。 レコード型の変数のみがサポートされています。