開く
action では、ファイルの区切り文字を設定し、ファイルからスペースを削除し、ファイルに適切なエンコーディングを選択できます。
Bot を作成したら、開く アクションを使用して CSV またはテキストファイルを開くために、次の手順を実行します。
注:
- CSV/TXT ファイルの最後の行の最後の要素が二重引用符(")の場合、bot は実行時にエラーが発生します。
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action を使用してCSVファイルを開き、読み取り、それをテーブルに割り当て、その後アクションを使用してファイルに書き込むと、ヘッダーやセルデータ内のカンマは区切り文字として自動化で解釈されます。 例えば、3つの連続したセルに "abc"、"bcd"、"efd" のようなデータが含まれている場合、最終出力はそれぞれを三重の二重引用符で囲み、"""abc"""、"""bcd"""、"""efd""" になります。
手順
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開く
action を CSV/TXT
package から アクション パレットにダブルクリックまたはドラッグします。
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次のいずれかのオプションを選択して、開く CSV またはテキスト ファイルの場所を指定します。
開く アクションはファイル ストリーミングをサポートしています。 サポートされているアクションの1つを使用して、ストリーミング可能なファイル変数を作成し、その変数をクラウドストレージにあるファイルに割り当てることができます。 この変数は、グローバル値がストリーミング可能なファイル変数をサポートしていないため、現在のセッション内でのみ利用可能です。 ファイル ストリームおよびサポートされているパッケージの詳細については、
File streaming using file variable を参照してください。
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ファイルにヘッダー行が含まれ、その行から値を取得する場合は、ヘッダーを含む チェック ボックスを有効にします。
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次のいずれかのオプションを選択して、[区切り文字] をファイルで使用するものとして指定します。
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カンマ
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タブ
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地域リストの区切り文字: Windows オペレーティング システムの地域設定で構成された区切り文字を指定できます。 Windows の地域設定で リスト区切り文字 が変更された場合、CSV ファイルには区切り文字としてその文字も含める必要があります。
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改行
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その他: ここにリストされているオプション以外の区切り文字を指定できます。
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[先頭のスペースをトリム] チェックボックスと [末尾のスペースをトリム] チェックボックスを選択して、CSV/TXT ファイルから抽出したデータの先頭および末尾のスペースを削除します。
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エンコード リストからオプションを選択して、ファイルに適用されるエンコードを指定します。 CSV/TXT ファイルからのデータは、入力ファイルに異なるエンコーディングがある場合でも、選択したエンコーディング オプションに基づいて取得されます。
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ANSI: ラテン文字のエンコードに使用します。
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UTF8: 使用できるすべての文字をエンコードできます。
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UNICODE
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Win1251: ブルガリア語、ロシア語、セルビア語など、キリル文字を使用する言語のエンコードに使用。
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UTF-16LE: ファイルの先頭にあるバイト順序マーク (BOM) Unicode キャラクターを無視します。
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デフォルト: ファイル エンコーディングを識別します。 このオプションは、UTF-8、UTF-16LE、および UTF-16BE ファイル エンコーディングをサポートします。
注: Shift-JIS ファイルは、テキスト ファイルの内容を読み取るために ANSI をエンコーディングとして使用する必要があります。
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[保存] をクリックします。
次のステップ
[読み取り]
action を使用して CSV/TXT ファイルからデータを取得し、テーブル変数に割り当てます。 ループ action を使用して、ファイル変数またはテーブル変数からデータの各行を取得し、それらのデータをレコード変数に割り当てることで、以降の操作を行うことができます。