オポチュニティを作成および管理

ビジネス ケースのオポチュニティを送信、構築し、承認ステージを通じてその進捗を追跡できます。自動化後のオポチュニティの結果を測定できます。

オポチュニティ所有者

オポチュニティ所有者は、新しいオポチュニティのビジネス ケースを提案および構築し、ステージ ゲートを通じてオポチュニティの進捗を追跡し、オポチュニティの導入を監督します。オポチュニティが達成されたら、そのオポチュニティによってもたらされた利益の追跡も行い、達成された利益がビジネス ケースで説明されている予想利益と一致していることを確認します。

オートメーション CoE とエグゼクティブ チームに、オポチュニティに関する最新情報を提供することが重要です。各オポチュニティへの投資は、そのオポチュニティが達成された際に達成される予想価値によって正当化されます。あなたが提供するオポチュニティ情報は、CoE とリーダーシップ チームが現状を理解し、戦略的な意思決定を行うのに役立つものです。

RPA アクセラレータにアクセスしてオポチュニティ情報を入力および更新する前に、アカウントを作成する必要があります。「アカウントの作成と管理」を参照してください。

プログラムにアクセス

アカウントを作成すると、RPA アクセラレータの認証が行われ、プログラム コンテンツがデフォルトで表示されます。

プログラムまたはオポチュニティ ダッシュボードはホームページとして定義されます。オポチュニティの表示とアクセスには、[ホーム] アイコンに加えて、ナビゲーション ツリーも使用できます。アクセスはどのページからでも可能です (以下の画像では両方のルートがハイライトされています)。


プログラムにアクセス
注: オートメーション リードが RPA アクセラレータを設定するときに、あなたはプログラム レベル、または Shibumi への参加を促す E メールのトリガーとなったオポチュニティに招待されるはずです。権限は RPA Accelerator 内で下位に継承されます。トップレベルのプログラムに招待された場合、ワークストリームおよびオポチュニティ内のすべてのロック解除済みデータにアクセスし、編集できます。ただし、特定の下位レベルのオポチュニティに招待された場合は、そのオポチュニティに固有の情報を編集することができます。

オポチュニティを作成

新しいオポチュニティを作成するには、[オポチュニティ] タブまたは [オポチュニティ] ダッシュボードの [オポチュニティを作成] をクリックします。


オポチュニティを作成

オポチュニティの作成プロセスが開始されると、提案されたオポチュニティの予想価値を分類および定義するための質問に回答するよう促されます。

質問への回答を送信すると、新しいオポチュニティが作成され、そのオポチュニティへのリンクが提供されるため、引き続きオポチュニティ情報を編集し、承認プロセスを監視することができます。

次の画像には、オポチュニティの作成プロセスに含まれる質問の例が示されています。


オポチュニティ作成フォーム

オポチュニティ データを管理

オポチュニティ ウィンドウでは、主要な情報がタブで整理され、グループ化されています。タブ名をクリックすると、各タブにアクセスできます。現在表示されているタブの名前は青色でハイライトされます。デフォルトでは、[オポチュニティ概要] タブが表示されます。

タブのリストを下表に示します。

タブ 説明
オポチュニティ概要 全体的な達成ステータスを監視し、オポチュニティを新しいステージに進める
詳細 コスト、利益、およびオポチュニティとプログラムの戦略的目標との整合性を確認する
アクティビティ オポチュニティを導入するために必要なアクティビティのステータスを作成し、追跡する
追跡の実行 オポチュニティに関連付けられているオートメーション プロセスとデジタルワーカーの情報を表示する
ワークフロー オポチュニティの達成ステータスの確認、承認用に送信/承認、オポチュニティの利用終了およびキャンセルを実行する
履歴 フィールド編集、ステータス変更、ステージ承認を監査する

[オポチュニティ概要] タブ


オポチュニティ概要
  1. [ステータスの更新] ハイパーリンクをクリックして、ステータス メッセージを編集します。
  2. [承認用に送信] をクリックして、ステージ ゲートの承認を得るためにオポチュニティを送信します。

[詳細] タブ


[詳細] タブ

最初に表示されるオポチュニティの詳細は、オポチュニティ インテーク フォームに入力された内容です。フィールドの [編集] アイコンをクリックして、データを編集します。アイコンをクリックすると、フォームは編集モードに切り替わります。コンテンツを更新し、フォーム上で [保存] をクリックして、新しく入力または編集された値を保存します。

左側の詳細を変更すると、右側の数値の概要が更新され、変更が反映されます。オポチュニティの全体的な優先順位付けスコアは、期待される利益、推定コスト、複雑さ、整合性から導き出されます。

[ワークフロー] タブ


[ワークフロー] タブ

[ワークフロー] タブには、以下のオプション (青色のボタン) が表示されます。

  • 承認用に送信: このオプションによって、オポチュニティの確認および承認の準備ができていることが承認者に通知されます。オポチュニティを送信すると、このオプションのラベルは承認に変わります。
  • 承認する: オポチュニティの承認権限を持っている場合、このオプションをクリックしてオポチュニティを承認し、次のステージ ゲートに移ることができます。オポチュニティが現在どのゲートにあるかによって、これは無効になっている場合があります。
  • 承認しない: このオプションは、承認しない理由が入力されるまで無効になっています。このオプションをクリックすると、オポチュニティは前に進まず、オポチュニティ所有者に通知の E メールが送信されます。オポチュニティ所有者は、承認しない理由に対処するか、オポチュニティをキャンセルすることができます。
  • オポチュニティの利用終了: 利用終了およびキャンセルの両オプションは、オポチュニティに非アクティブ処理を設定します。利用終了オプションは、オートメーション オポチュニティが展開されたものの、現在は利用終了していることを示します。
  • オポチュニティのキャンセル: 利用終了およびキャンセルの両オプションは、オポチュニティに非アクティブ処理を設定します。キャンセル オプションは、オートメーション オポチュニティのデプロイが承認されなかったことを示します。

[履歴] タブ


[履歴] タブ

このタブでは、ステータス履歴とオポチュニティ データに加えられた変更を確認できます。

アクティビティを作成して管理

オポチュニティが承認され、進行中のステージに移ると、オートメーションの導入アクティビティが開始されます。導入中は、[アクティビティ] タブから、アクティビティの作成、編集、割り当てができます。

  1. アクティビティを作成するには、[アクティビティ] タブに移動し、[Activities Gantt (アクティビティ ガント)] セクションのオポチュニティ名の右側にあるプラス (+) アイコン (グレー) を選択します。

    アクティビティを作成して管理
  2. [新しいオートメーション アクティビティの作成] ダイアログボックスで、名前、開始日、期日を追加します。これらの更新が保存されると、アクティビティが [Activities Gantt (アクティビティ ガント)] セクションで生成されます。
  3. ガントから、いずれかのアクティビティにカーソルを合わせて選択すると、特定のアクティビティのプレビュー ペインを開くことができます。プレビュー ペインでは、完了日など、アクティビティの特定の機能をすばやく追跡して、編集できます。
  4. アクティビティを削除するには、目的のアクティビティの青色のハイパーリンク名を選択します。オートメーション アクティビティが新しいタブで開いたら、ページの右上にある 3 つの点を選択し、[削除] オプションを選択します。

    オポチュニティの削除

チームメンバーの管理

RPA アクセラレータに誰かを招待するには、[参加者] ウィンドウを使用します。まず、アクセス権を付与する作業項目に移動し、ページ右上の人物シルエットのアイコンをクリックします。

[参加者] ウィンドウから、オポチュニティのロールにユーザーを招待することができます。

  • 既存の RPA アクセラレータ ユーザーを追加する場合
    1. ユーザー名を入力します (インテリジェントな先行入力機能がマッチを提案します)。
    2. 正しいマッチを選択します。
    3. その人物が担うロールを選択します。
    4. [追加] をクリックします。
  • 新しい RPA アクセラレータ ユーザーを追加する場合
    1. ユーザーの E メール アドレスを入力します。
    2. その人物が担うロールを選択します。
    3. [追加] をクリックします。

      新しいユーザーには、アカウントの設定を促す E メールが送信されます。ユーザーがアカウントを設定すると、作業項目にアクセスできるようになります。


チームメンバーの管理