Bot Agent の使用を開始

Bot Agentは、Control Room にローカル デバイスを接続することにより、デバイス上で bots を実行できる軽量アプリケーションです。Bot Agent をデバイスにインストールした後、ロール ベースのアクセス権限を持つ登録ユーザーは、デバイス上で bots を作成、管理、デプロイできます。

Bot Agent の設定

  1. Control Room 管理者はユーザー資格情報を作成および共有します。ユーザーはその後、これらのサインイン資格情報を使用して Control Room にログインできます。
  2. Control Room にサインインした後、Bot Agentをインストールし、ローカル デバイスを登録します。デバイスが Control Room のユーザー名にマッピングされます。
  3. Bot Agentがデバイスに Windows サービス (Automation Anywhere Bot Agent サービス) として登録され、ブラウザに Automation Anywhere 拡張機能が追加されます。
  4. デバイスは WebSocket を使用して Control Room と通信し、接続を維持します。

Control Room と Bot エージェント ユーザーの接続を示す概念図

権限マッピング

ユーザーには、ロール ベースのアクセスによって管理される権限が付与され、Control Room 管理者によってデバイス ライセンスが割り当てられます。ユーザーには、Bot Creator または Bot Runner ライセンスが割り当てられます。

Bot Creator
このライセンスを持つユーザーは、ブラウザから Control Room にログインし、次のアクションを実行できます。
  • bots を作成、編集、または削除します。
  • Bot InsightIQ Bot、および Bot Store での bots の使用を管理します。
Bot Runner
このライセンスを持つユーザーは、Control Room から bots をデプロイできます。さらに、ユーザーには、次のいずれかの Bot Runner ライセンスを割り当てることができます。
  • Unattended Bot Runner ライセンス

    このライセンスを持つユーザーは、必要なロールを持つ他の Control Room ユーザーに Control Room でオートメーションの実行およびスケジュールを許可できます。これらのユーザーは、[別のユーザーとして実行] のユーザーとも呼ばれます。

  • Attended Bot Runner ライセンス

    このライセンスを持つユーザーは、Control Room から自分のデバイスで Attended オートメーションを実行できます。

注: Unattended モードで bots を実行しているときに黒い画面が表示される場合は、次の記事のトラブルシューティング手順を参照してください。

Black screenshot while running the bot in unattended mode (A-People login required)

注: Automation 360 は、Bot Agent アプリケーションが自動的に On-PremisesまたはCloud Control Room に接続して登録したり、再接続したりするように設計されています。Bot Agentのインストールに使用するデバイスは、お客様のインフラの一部です。

このようなデバイスでは、オートメーションによってビジネス プロセスに必要な 1 つまたは複数のアプリケーションをインストールすることができます。このようなデバイスの監視と災害復旧プロセスは、お客様の要件に基づいて設計、実施する必要があります。

On-Premises マシン、仮想マシン (VM)、および非永続的な仮想デスクトップ インフラ (VDI) などの複数のデバイスに Bot Agentをインストールする場合、お客様は Bot Agentのサイレント インストール機能を使用できます。詳細については、「Bot Agent の一括インストール」を参照してください。