Bot エージェント の使用を開始
- 最終更新日2024/01/30
Bot エージェント の使用を開始
Bot エージェントは、Control Room にローカル デバイスを接続することにより、デバイス上で Bot を実行できる軽量アプリケーションです。Bot エージェント をデバイスにインストールした後、ロール ベースのアクセス権限を持つ登録ユーザーは、デバイス上で Bot を作成、管理、デプロイできます。
Bot エージェント の設定
- Control Room 管理者はユーザー資格情報を作成および共有します。ユーザーはその後、これらのサインイン資格情報を使用して Control Room にログインできます。
- Control Room にサインインした後、Bot エージェントをインストールし、ローカル デバイスを登録します。デバイスが Control Room のユーザー名にマッピングされます。
- Bot エージェントがデバイスに Windows サービス (オートメーション・エニウェア Bot エージェント サービス) として登録され、ブラウザに オートメーション・エニウェア 拡張機能が追加されます。
- デバイスは WebSocket を使用して Control Room と通信し、接続を維持します。
権限マッピング
ユーザーには、ロール ベースのアクセスによって管理される権限が付与され、Control Room 管理者によってデバイス ライセンスが割り当てられます。ユーザーには、Bot Creator または Bot Runner ライセンスが割り当てられます。
Bot Creator
このライセンスを持つユーザーは、ブラウザから Control Room にログインし、次のアクションを実行できます。
- Bot を作成、編集、または削除します。
- Bot Insight、IQ Bot、および Bot Store での Bot の使用を管理します。
Bot Runner
このライセンスを持つユーザーは、Control Room から Bot をデプロイできます。さらに、ユーザーには、次のいずれかの Bot Runner ライセンスを割り当てることができます。
- Unattended Bot Runner ライセンス
このライセンスを持つユーザーは、必要なロールを持つ他の Control Room ユーザーに Control Room でオートメーションの実行およびスケジュールを許可できます。これらのユーザーは、[別のユーザーとして実行] のユーザーとも呼ばれます。
- Attended Bot Runner ライセンス
このライセンスを持つユーザーは、Control Room から自分のデバイスで Attended オートメーションを実行できます。
注: Unattended モードで Bot を実行しているときに黒い画面が表示される場合は、次の記事のトラブルシューティング手順を参照してください。
Black screenshot while running the bot in unattended mode (A-People login required)
注: Automation 360 は、Bot エージェント アプリケーションが自動的に オンプレミスまたはクラウド Control Room に接続して登録したり、再接続したりするように設計されています。Bot エージェントのインストールに使用するデバイスは、お客様のインフラの一部です。
このようなデバイスでは、オートメーションによってビジネス プロセスに必要な 1 つまたは複数のアプリケーションをインストールすることができます。このようなデバイスの監視と災害復旧プロセスは、お客様の要件に基づいて設計、実施する必要があります。
オンプレミス マシン、仮想マシン (VM)、および非永続的な仮想デスクトップ インフラ (VDI) などの複数のデバイスに Bot エージェントをインストールする場合、お客様は Bot エージェントのサイレント インストール機能を使用できます。詳細については、「Bot エージェント の一括インストール」を参照してください。