インタラクティブ フォーム パッケージ には、Bot が遭遇した例外を処理する アクション が含まれています。ユーザーがインタラクティブ フォームで実行するすべての アクション を監視して、サブタスクを使用してロジックを実行できます。

インタラクティブ フォームは、Bot リポジトリ内のファーストクラスの要素であり、公開ワークスペースおよび非公開ワークスペース間のフォームの移動、および アクション のエクスポートまたはインポートにおいて同じワークフローを使用します。例外を処理すると、Bot でエラーが発生したときにタスクを完了させることができます。

インタラクティブ フォームは、Bot オートメーション中に消費、収集、および使用されるデータのコンテナとして使用する必要があります。このタイプのフォームでは、人とのインタラクションは発生しません。Bot ビルド中に Web アプリケーションやデータベースなどのソースからデータがマッピングされた場合、Bot アクションはこれらのフォームと対話できます。人とのインタラクション中のフォームを希望するユーザーは、実行時にデータを入力できるプロセス オートメーションを使用する必要があります。プロセス オートメーションにフォーム タスクを追加する

インタラクティブ フォーム パッケージ に含まれる アクション

インタラクティブ フォーム パッケージ には、フォーム レベルと要素レベルの アクション が含まれます。

フォーム レベルでは、次の アクション を使用できます。

要素レベルでは、次の アクション を使用できます。

アクション 説明
代入 フォームの [ドロップダウン] 要素に動的な値を割り当てます。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [フォーム要素] フィールドからフォームの [ドロップダウン] 要素を選択します。この要素は、イベントがトリガーされると有効になります。
  • [代入] を使用して、次のいずれかのアクションを設定します。
    • [追加]: 指定した値または変数が選択した [ドロップダウン] 要素に追加されます。
    • [上書き]: 選択した [ドロップダウン] 要素の既存のデータが指定した値または変数によって置き換えられます。
注: インタラクティブ フォームで [代入] アクションを [チェックボックス] 要素と [ラジオボタン] 要素に適用できるようになりました。
有効にする 選択したフォームの指定された要素を有効にします。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [フォーム要素] フィールドからフォームの特定の要素を選択します。このフォームは、イベントがトリガーされると有効になります。
無効にする 選択したフォームの指定された要素を無効にします。
Get 選択したフォームの指定された要素から値を取得します。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入し、[フォーム要素] を使用してフォームの特定の要素を選択します。
  • [値を返す] ドロップダウン メニューを使用して、イベントがトリガーされたときにこの値を変数に代入します。

変数の作成

設定 指定したフォームの選択した要素にユーザー定義変数またはグローバル変数を割り当てます。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入し、[フォーム要素] を使用してフォームの特定の要素を選択します。
    [フォーム要素] として [テーブル] を選択した場合は、[値タイプを設定] を使用して次の追加オプションを有効にします。
    • テーブル: 変数値を全テーブルに設定します。
    • []: 変数値を選択した行に設定します。
  • [入力値] を使用して、イベントがトリガーされたときにこの要素にユーザー定義変数またはシステム変数を割り当てます。
フォーカスを設定 フォームの選択した要素にフォーカスを設定します。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [フォーム要素] を使用して、フォームの特定の要素を選択し、フォーカスを設定します。
    • テキストボックス、テキスト領域、番号、日付などのフォーム要素では、カーソルが要素に表示されます。
    • チェックボックスやラジオボタンなどのフォーム要素では、最初のオプションが強調されます。
ハイライト 選択したフォームの指定した要素をハイライトします。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [フォーム要素] を使用して、イベントがトリガーされたときにフォームでハイライトする特定の要素を選択します。
  • [ハイライトのタイプ] ドロップダウン メニューを使用して、次のいずれかを選択します。
    • [警告]: 指定したフォーム要素に警告アラートを表示します。
    • [エラー]: 指定したフォーム要素にエラー アラートを表示します。
ハイライトを解除 選択したフォームの指定した要素からハイライトを消去します。
ラベルを変更 選択したフォーム要素のラベルを変更します。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [フォーム要素] を使用して、イベントがトリガーされたときにフォームでラベルを変更する特定の要素を選択します。
  • [新規ラベル] フィールドに名前を入力します。
注: インタラクティブ フォームで [ラベルを変更] アクションを [ボタン] 要素に適用できるようになりました。
動的領域
動的領域に行を追加
注: [動的領域]、[フォルダー選択]、[スナップショット] 要素は、Web フォームではサポートされていません。
[動的] 要素を持つフォームにのみ適用されます。この アクション は、Bot が起動すると選択したフォーム フィールドを単一の行としてレンダリングします。
  • [フォーム名] フィールドで変数を選択または挿入します。
  • [動的領域] ドロップダウン メニューを使用して、フォームの動的要素を選択します。
  • [追加] または [上書き] を使用して、指定した動的領域の行を追加します。
  • [要素を追加] を使用して、要素を動的領域に挿入します。
    • [タイプ] ドロップダウン メニューを使用して、チェックボックス グループ、ドロップダウン、ファイル、ラジオ グループ、スナップショット、テキスト領域、テキストボックスなどの要素タイプを選択します。
    • [ラベル] フィールドを使用して、要素の名前を入力します。
    • [追加] をクリックして要素を追加します。

    最大 4 つの要素を追加できます。

消去 指定したフォームのすべての動的要素をクリアします。