クライアント資格情報を使用して OAuth 2.0 を設定する

クライアント資格情報を使用する OAuth 2.0 を設定するには、Azure Active Directory アプリケーションを登録する必要があります。

Azure Active Directory アプリケーションを Microsoft ID プラットフォームに登録するには、次の手順を実行します。

手順

  1. Microsoft Azure Portal にログインします。
    Azure Portal ログイン ページ
    注: ドメインを含む完全な E メール アドレスを入力します (例: abc@domain.com)。
  2. [ホーム] ページで、[Azure Active Directory を管理] オプションにある [表示] をクリックします。
  3. [概要] ページで、[管理] パネルから [アプリ登録] を選択して [+ 新規登録] をクリックします。クライアント資格情報のアプリケーションを登録します
  4. [アプリケーションを登録] ページで、[名前] フィールドに適切な名前を入力し、アカウント タイプを選択して [登録] をクリックします。
    注: リダイレクト URL はクライアント資格情報フローでは必要ないため、入力する必要はありません。
  5. アプリケーションが API リソースにアクセスするための API 権限を設定するには、[管理] パネルの [API 権限] オプションを選択します。
  6. [+ 権限を追加] > [Microsoft API] をクリックし、[Microsoft Graph] を選択します。
    API 権限付与画面
  7. [アプリケーションの権限] を選択し、次の手順を実行します。
    1. [権限を選択] 検索ボックスで [メール] と検索し、[メール] オプションを展開します。
    2. [Mail.ReadWrite] と [Mail.Send] の API 権限チェックボックスを選択します。
    3. [権限を追加] をクリックします。
  8. [はい] をクリックして、API の使用権限を付与します。
  9. クライアント シークレットを作成するには、[管理] パネルの [証明書とシークレット] オプションをクリックします。
    1. [+ 新しいクライアント シークレット] をクリックして、[クライアント シークレットを追加] ウィンドウを開きます。
    2. [説明] フィールドに適切な説明を入力し、有効期限を設定します。
    3. [追加] をクリックします。
      クライアント シークレットを追加
    4. クライアント シークレットの値をコピーし、安全な場所に保存してください。値を他者と共有することはお勧めしません。
      クライアント シークレットの値をコピー
  10. アプリケーションが登録されると、アプリケーションには [クライアント ID] と [テナント ID] が割り当てられます。[クリップボードにコピー] をクリックすると、テナント ID とクライアント ID をコピーできます。
    クライアント ID とテナント ID をコピー
    クライアント ID、テナント ID、クライアント シークレットを使用して、Microsoft 365 Outlook サーバーとの接続を確立できます。
    注: メールボックスが [ループ] アクション内で使用される場合、オートメーションを実行するために割り当てられているユーザーを確実に登録してください。詳細については、「Manage users and groups assignment to an application」を参照してください。