Windows 認証を使用した Microsoft SQL Server への接続

Database package からデバイスと [接続] action を構成し、Windows NT 認証を使用して Microsoft SQL Server への接続を自動化します。

このタスクは、Build 9664 より前のリリースにのみ適用されます。 Build 9664 からは、Microsoft SQL Server に接続するために DLL ファイルを手動で追加する必要がなくなりました。

手順

Microsoft SQL Server への接続に Windows NT 認証を使用するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft SQL Server の JDBC ドライバーをダウンロードします。
  2. 解凍したフォルダーのファイル パス auth\x64\ で .dll ファイルを特定します。
  3. .dll ファイルの名前が sqljdbc_auth.dll でない場合は、ファイル名をこのように変更します。
  4. Bot Creator または Bot Runner のデバイス上で、Bot Agent をインストールした場所と、インストール時に選択したオプションに応じて、sqljdbc_auth.dll ファイルを次のいずれかのパスにコピーします。
    注: ビルド 9664 以降を使用している場合は、Bot Agent をインストールした場所にファイルをコピーする必要はありません。
    • Bot Agent をユーザー レベルでインストールし、[自分のみ (ユーザー名)] オプションを選択した場合は、C:\Users\User Name\AppData\Local\Programs\Automation Anywhere\Bot Agent\jre\bin にコピーします。
    • Bot Agent をシステム レベルでインストールし、[このコンピューターを使用するすべてのユーザー (すべてのユーザー)] オプションを選択した場合は、C:\Program Files\Automation Anywhere\Bot Agent\jre\bin にコピーします。
    これは、デフォルトでは JDBC ドライバーが認証を実行できないため、Windows 認証を有効にするために行います。
  5. [デフォルト] 接続オプションを選択します。
  6. 接続文字列「jdbc:sqlserver://localhost;databaseName=Test;integratedSecurity=true;」を入力します。
  7. [保存] をクリックします。

次のステップ

次のいずれかを選択します。
  • [読み取り] actionを使用して、データベースからレコードを取得します。

    [読み取り] action の使用

  • データベースへの変更を含むタスクを自動化する場合は、[データベース トランザクションを開始] actionを挿入します。

    このactionによって、すべてのレコードが完全に更新または削除されるので、実行時間中 bot でエラーが発生した場合に、レコードが誤って更新されたり、不完全データが削除されたりするのを防ぐことができます。

    Database package