変数の概要
Automation 360 は、さまざまな変数を提供しています。それぞれが特定の型のデータを保持するように設計され、特定用途での使用を意図しています。以下のトピックでは、各変数の詳細とその使い方について説明します。
- Bot エディター における資格情報と資格情報変数
- パスワードやアカウント番号などの機密情報の受け渡しに向けて Bot をビルドする場合、資格情報を使用します。資格情報を使用すると、機密情報を Bot と Bot Runner から分離できるので、データ漏出や不正なユーザー アクセスのリスクを軽減できます。
- 定義済み変数
- 事前定義変数は、Bot が実行されるマシンに関する特定の値を返します。ユーザーが事前定義変数の値を編集することはできません。
- 自分で作成した変数 (ユーザー定義)
- ユーザーおよび一部の アクション は、一時的に値を保持するためのユーザー定義変数を作成します。値をアクション (ウィンドウのタイトル、ログイン資格情報、またはファイル パス) に入力したり、アクション (ファイルまたは Boolean 戻り値から読み取った値) の出力を受け入れたりするには、このような変数を使用します。
- グローバル値
- グローバル値を使用すると、ユーザーは Bot 間で同一値を再利用できます。Bot ごとに新しい変数を作成する必要はありません。
AAE_admin
ロールを持つユーザーは、デフォルト値でグローバル値を設定し、管理者以外のユーザーが Bot で使用する値を上書きできるようにすることが可能です。 - 作業項目変数
- 作業項目 変数を使用すると、[キューを使用して Bot を実行] オプションで Bot を実行するときに、Control Room から タスク Bot に 作業項目 属性や値を渡すことができます。