特定のテクノロジーを使用したキャプチャ
- 最終更新日2023/03/28
特定のテクノロジーを使用したキャプチャ
一部のアプリケーションでは、キャプチャするためのテクノロジーが自動的に選択された場合、[キャプチャ] アクションが正確に動作しない場合があります。そのような場合、自動化するアプリケーションのタイプに基づいて、特定のテクノロジーを選択して [キャプチャ] アクションを使用すると、そのテクノロジーを使用してキャプチャすることができます。
[キャプチャ] アクション の使用
特定のテクノロジーを選択するには、[オブジェクトをキャプチャ] の横にあるドロップダウンをクリックします。
- 同じフレーム ソースまたは異なるフレーム ソースを持つ iFrame がネストされた Web アプリケーションを自動化します。
- テクノロジーの自動選択では正確にキャプチャできない場合があるアプリケーションでオブジェクトをキャプチャし、自動化します。注: 特定のテクノロジーを使用してキャプチャする場合、オブジェクトのプロパティのタイプと数が異なります。
- ローカル設定ページ用の Google Chrome と Microsoft Edge ブラウザのすべてのオブジェクトとコントロールを自動化します。注: この機能は、Google Chrome および Microsoft Edge ブラウザでサポートされています。
テクノロジー タイプ
- Microsoft Active Accessibility (MSAA)
- Microsoft UI オートメーション
- Microsoft UI オートメーション (COM)
Microsoft Active Accessibility (MSAA)
Microsoft Active Accessibility は、Windows 95 向けプラットフォーム アドインとして導入されたレガシーなアクセシビリティ テクノロジーです。MSAA は、支援技術 (AT) 製品がアプリケーションの標準およびカスタムのユーザー インターフェース要素と円滑に対話し、さらに、アプリケーションの UI 要素にアクセスし、それを特定および操作するために設計されています。MSAA は、アプリケーションとオペレーティング システムが通信するためのメカニズムを定義するコンポーネント オブジェクト モデル (COM) に基づいています。このテクノロジーで最もよく使用されるプロパティの詳細については、「[キャプチャ] アクション の使用」を参照してください。
Microsoft UI オートメーション
Microsoft UI オートメーションは、Microsoft Windows のアクセシビリティ フレームワークで、Windows Presentation Foundation (WPF) をサポートするすべてのオペレーティング システムで利用できます。UI オートメーションは、デスクトップ上のほとんどのユーザー インターフェース要素へのプログラムによるアクセスを提供し、スクリーン リーダーなどの AT 製品がエンド ユーザーに UI に関する情報を提供し、標準入力以外の手段で UI を操作できるようにします。このテクノロジーで最もよく使用されるプロパティの詳細については、「[キャプチャ] アクション の使用」を参照してください。
Microsoft UI オートメーション (COM)
- ボタン
- カレンダー
- チェック ボックス
- Client
- コンボ ボックス
- ラベル
- リンク
- リスト ビュー
- メニュー
- ページ タブ
- パスワード テキスト
- ラジオボタン
- スライダー
- テーブル
- テキスト ボックス
- ツリー
アプリケーション上のオブジェクトをキャプチャするためにこのテクノロジーを選択し、そのオブジェクトがテクノロジー向けにサポートされていない場合は、オブジェクトの周囲にグレーのハイライトが表示されます。